せい☆どく

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感想垂れ流し系

精霊の守り人 第06話 「青霧に死す」

男いじけ過ぎだろう。


毎度の事ながら作画のおかげで雰囲気や世界観にどっぷり浸かってしまう作品だ。
ただ綺麗だけではなく飲み込まれるという意味では京アニ越えてトップクラスやもしらん。
まぁ京アニはまだリアル路線突っ走ってないから単純に比較もできないか。Production I.G京アニみたいな作品は作れなさそうだし。
それにしても皇子が随分凛々しくなってしまったなぁ。今までのしっかりした発言とぼっちゃまフェイスに違和感があったから問題はないんだけど。
しかしその髪の毛を死んだと思わせるために使ってくるとはその場になるまで露ほども予想できなんだ。狼が降ってきた時点で度肝抜かれたし。
同郷の人間を解放した事もそうだけどいちいちやり方が発想の度外から沸いてくるから地味ながらも楽しめる。ただのかく乱かと思ったらもう一歩進んだものだったか。
そしてこのまま逃亡生活かと思った矢先に皇子の国に戻ってやり過ごそうとするんだもんなぁ。頭悩ませてた忍者部隊も可哀想に。
皇子に声かけてもらったショタ…もとい下っ端や頭領も悪い人間じゃないから余計そう思う。
というか基本的に悪党らしい悪党がいないのがこの作品の良いところか。一人一人に見るべき部分があるというか。


次回からはしばらくのんびりした話になるらしいので期待。この作品は戦闘も良いけど日常シーンも見逃せない地味な面白さがある。