せい☆どく

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感想垂れ流し系

School Days 第10話 「心と体」

いやもう変な笑いが止まらなくて困る。
原作各ルートの最悪な展開をこれでもかと混ぜこぜにしてるんだからそりゃ恐ろしいものになるわさ。


次が気になるという点では今期No1作品を与えても遜色がないやもしらん。
突っ込みどころがあまりに多くて普通のところを探す方が難しいわ、この世界。ヒロインの方ではなく環境の意味で。
唯一常識人だと思ってた刹那まであの有様だもんなぁ。どう見ても親友をダシにして誠と接触してるだけだし。
誠と世界をくっつけるためという名目で言葉に辛く当たるのは分からんでもないがそこでキスしたり抱かれたりはどう見ても本人役得です。
Cパートで席替え話が描かれてたけど世界は往々にして分かっててやってるから性質悪い。
他にも言葉はヤンデレ、世界は言うまでもなく腹黒、乙女はセクフレ、泰介はレイパー…この学校が悪いのかこの土地が悪いのか。
女バス部も全員狂ってるとしか思えん所業でアニメじゃ大人しい甘露寺も哀れだなぁ。原作じゃ自業自得だけど、乙女含めて。
まぁ一番アレなのは言うまでもなく誠だが。世界や乙女はヤらせてくれる、刹那も誘ってくるからヤる。言葉は面倒くさいから振る。
ここまでやりたい放題してる主人公は鬼畜ゲーでもなかなかお目にかからないさね。ここまで突き抜けると尊敬の1つもしたくなる。
一応今回で言葉に引導を渡したからちょっとはマシになったと思ったけどあれにしたって刹那にさんざせっつかれての発言だからなぁ。
そういう発言は5話前くらいに自発的に言えと。むしろヤらせてくれる女が増えたんで別にどうでもよくなったってのが本当のとこだろうし。
泰介あたりも確実にお縄についちゃうような犯罪行為をしたはずなんだけど他の展開のせいでどうにも霞んでしまう。
こいつもせめて真っ向なアタックを繰り返していれば単なるうざい友人で済んだものの。さすが誠と血の繋がりがあるだけはある。
しかし今回の見所はやはり暴走した言葉にあるか。ずいぶん魅力的になってしまった。
刹那を脅してるシーンなんか今までが今までだけにスカッとしたなぁ。その後再度キスされてこれでどうよとあてつけされるんだが。
目標が世界ではなく刹那になってるのはそんな状況だけに仕方がないが、歩道橋で世界と遭遇した時は八つ当たりでなんかやっちゃうのかと冷や冷やした。
というか刹那ってあのまま逃げなきゃ確実に殺られてたよね。運が良いやら悪いやら…男運だけは確実に悪いが。
これで妊娠帰国フラグが立ったけど帰ってみれば知り合い全部殺されてました、みたいな結末にならなきゃ良いが。
いや、そうなったほうが良いのか。
相変わらずエンディングテーマへの入り方は異常に上手い。


次回はみんなの誠…ここで光も食うのか。止の血は化け物か。
もう登場ヒロイン全員食ったあと一人だけ除け者にされた言葉が全員惨殺ENDで良いよ。
原作とっくに越えてるしそのくらいの終わりがこの作品には似合うだろう。