せい☆どく

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感想垂れ流し系

君に届け 第25話「新年」

届く前に終わってしまった。


実に良い最終回であった。そして良いウヤムヤっぷりであった。
結局告白も何も無くあらためて自分の気持ちを再確認しただけの最終回というのは…うーん、惜しい。
文句はないが問題はある、不満はないが不足はあるといったところ。ぶっちゃけ物足りないわけで。
これはこれで綺麗な終わりではあるんだろうけどさすがにもう1味欲しかったのは否めない。
あれかな、いわゆる2期を見越しての終わり方みたいな。いや原作知らないからどこまで原作通りなのかは分からないけど。
自分は恋愛の前段階より付き合ってからのキャッキャウフフを楽しむ方だからさぁここからと言うところで切られると消化不良ド極まりない。
まぁこの手の作品って大体付き合うと無駄にグダグダするかそこで終わるかのどちらかだからしょうがないっちゃしょうがないのかもしれないけど。
付き合う前より付き合ってからのアレコレが多かった作品と言えば自分の中では彼氏彼女の事情だろうか。あれはあれで面白かったけど。


総括。
見た目が美形な人はは心まで美形なんだよと言うことを直球にぶつけてきた作品。大体あってるはず。
とにかく特定のモブキャラを除いて嫌味なキャラがいないというのは清々しい。ライバルであるところの梅さんですらすっかり憎めないキャラに仕上がってまぁ。
2クールもの間きっちり爽子の描写を重ねていったおかげで一挙手一投足に感情移入させることには成功したと言っても華厳の滝
ただ上でも言ってるけどそこまで積み重ねた結果を見せないまま終わるのは残念だったなと繰り返し言ってみる。あれか、原作を読めと。
作画、中身自体にはなんら不満はなかったので2期があるなら今度はちゃんとくっついて欲しいところではある。
この手の作品で続編ってのもなかなかないだろうけど。