やはり1クールではあずにゃんの活躍は殆ど無いか。
と言うわけで良い最終回であった。いや本当に。
前半で初めてバイクに傷をつけてバイタと再開した話、後半はバイクがない世界の話とよくまぁここまで最終回らしい話を用意できたものだと。
特に後半の話はまさかこのアニメでこんな謎の感動を見せられるとは思わなかったなー。
1話じゃバイクのバの字も知らないような子がここまでバイクを好きになったのは感動的ですらある。この感情、まさしく愛。
まぁそれはそれとしてオートバイいらないんじゃないかなと言われれば強く否定は出来ないのだが。やっぱりなくても良いんじゃね的な。
バイクの良いとこは自転車より早くて車より手軽…ううん…燃費…雨の日は辛い…。
バカにしか乗れない云々はともかくやっぱりある程度趣味やロマンあっての乗り物と言うことは否めないのではなかろうか。格好良さも含めての乗り物だと。
あと結局バイタって妄想なのか現実なのかどっちだったんだろう。給油口パタパタしてたのは手でやってたっぽいし。
総括。
漫画で見た時は各方面に喧嘩売ってる上にやたら尖った見せ方のせいか不快になる部分もないではなかったのだが。
アニメにしてみたらこれがなんともマイルド仕様。ネタをネタとして笑えるレベルになったのは本当に凄いことだと思う。
声のせいか演出のおかげか、明らかに笑いものにしてるにも関わらず不愉快さがほとんどなくなっているのは一体どういうマジックなのやら。
多分今までは部分部分で見ていたから作風が理解できてなかっただけで通しで見たら愛ある弄りだと思えるようになった…からだろうか。
いやまぁどうしようもなく過激なところはカットされてたのだが。クソ虫ペダルとか。
その辺の取捨選択含めて良いアニメ化であったと。
でも流石にこのアニメだけではバイク業界は救えないと思います。