せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

仮面ライダーゴースト 第50話 「未来!繋がる想い!」

グンダリおじさんガンマの世界に帰らないのか。


最近のライダー恒例の最終回兼コラボ回だったわけですが…うーん。
ドライブの時はコラボ回と言いつつ作品が終わった「その後」をきちんと描いて進兄さんのあり方を見せた素晴らしい特別編だと思ったのだが。
ゴーストは本編同様に特別編もふわっとした終わり方になってしまったなぁと。結局何が言いたかったのかよく分からないと言うか。
要するにあのショタはタケル殿の子供ってことで良いのだろうか。どうも反応を見る限り未来じゃタケル殿は死んでるし世界は絶望で溢れてるようだけど。何そのダンガンロンパ的な。
これは次回以降の映画ネタなのかはたまた別コンテンツで展開するゴーストの番外編的なネタなのか。どちらにせよ最終回でそんな伏線のような物張られても困るんですけど!
今後の展開を匂わせるにしてももうちょっとスッキリ終わらせてほしかったなと言うのが正直なところ。英雄も今回1人も出てこなかったし。
エグゼイドに関しては本当に何しにやってきたのやら。まぁこれはドライブの時のゴーストも似たような扱いだったけど。
今のところ攻撃すると謎エフェクトが出る事とマリオみたいなブロックが出て来ることくらいしか特徴が見えてこなかったけど本編ではどうなるか…。
とりあえずキメ台詞はノーコンらしいけどタケル殿が何度もコンティニューした命と知っての決め台詞だろうか。


総括。
「幽霊」と「英雄」と「愛」がテーマの作品だったんだろうけどこれほどそれぞれの要素が噛み合わない展開になるとは思わなかった。
過去の偉人である英雄と憑依合体すると言う意味ではまだ幽霊と英雄要素は分からないでもないのだが終盤降って湧いたような愛要素は一体なんだったのやら。
愛と言うより感情そのものがテーマだったのかな?終盤タケル殿が急に笑顔だの怒りだの言ってたし。
ただそれはそれで英雄要素と関係あるかと言えばなかったんじゃないかなぁと言わざるを得ず。感情のないガンマ世界を救うのに感情の力を、と言うのは分からんでもないのだが。
まぁ身も蓋もない言い方をするなら玩具展開するから、以上の要素はなかったんだろうけど英雄要素は。
それならそれで添え物程度の扱いにしておけば良かったのだが下手にメインストーリーに絡ませたものだからチグハグ感が際立ってしまったのがゴースト全体から感じる雑さの原因だろうか。
あれもこれもとやろうとした結果どれも中途半端になってしまったと。次回作は医者+ゲーマーとかこれまた属性てんこ盛りだけど上手いことまとめてくれると良いのだが。