せい☆どく

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感想垂れ流し系

魔法少女育成計画 第12話 「File not found」

頭の配線が大事な所で焼き切れてとか言われる幼女初めて見た。


まさか最終的に百合EDとは読めなかったこのリハクの目をもってしても…な最終回であった。
いやまぁ百合は言いすぎだとしても割と2人とも共依存状態にはなってるよなーみたいな。スノーホワイトリップルも相方亡くした状態だし。
真面目に言えば良い友人であり良い師弟関係であると。ただ惜しむらくはこういう関係になるならもうちょっと事前に接点があっても良かった気がしないでもない。
直接会わなくともスノーホワイト魔法少女の在り方がリップルの憧れだって部分だけでももう少し強調しておくとか。基本トップスピードにべったりだったしなぁ。
スノーホワイトの方はまぁ付き合う相方が次々死んでいったし唯一の生き残りかつ自分を鍛え肯定してくれる相手に懐くのは分からないでもないが。
要するに女の子2人仲良き事は美しきかなと言うことで。
しかしスイムスイムの最後はなんともあっけないと言うか今までやらかしてきたことを思えばこれでもまだ足りないというか。
中身女子高生の魔法少女が幼女相手に刀ぶっ刺すだけでも割とショッキングではあるのだが最後の最後まで反省も後悔もしてこなかったしなぁスイムスイム。
あっけないと言えば諸悪の根源であるファヴの末路ももうちょっと惨たらしく描いてほしかったのだが所詮端末上のデータ相手ではこの程度か。
良い子も悪い子もサイコも死ぬときゃ基本即死なのがこの作品の特徴ってことで。今際の際に最期の言葉をスノーホワイトに残せたハードゴアはまだ幸せな方だったか。


総括。
最初は男の子が魔法少女に変身!と言う部分ばかり注目してたのだがあれよあれよと趣味の悪い虐殺ショーが始まって良くも悪くも見どころが変わってきた感。
悪趣味と言えば悪趣味なのだが割と心理描写や回想を多様しての感情移入なんかはきっちり描いてたので個人的にはそこまで胸くそ悪いなーと言うほどではなく。むしろ好きな作品かもしれない。
いや別に魔法少女が死ぬのが好きってわけではなく魅力的なキャラを描いた上で死別させるその喪失感と言うか大事なものを無くしてしまった取り返しのつかない脱力感が自分の性癖にマッチしたと言うか。
まぁ下手すれば全滅もあり得たわけだし主人公どころかもう1人生き残っただけでも十分取り返しがつく範囲ではあるか。おかげで世界を救って回るグラップラー魔法少女が誕生したわけだし。
1クールかけてやっと1巻が終わっただけらしいしまさに俺たちの戦いはこれからだと。先が気になるので原作に手をつけてみようかしらん。