せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

昭和元禄落語心中−助六再び篇− 第11話

老人と若者の演じ分けを同時に見ると本当に演技力の高さが伺える石田彰


おお…おおお…?
前回のあの和やかな展開の後にまさかいきなり八雲師匠死亡確認!になるとは思わなかった。
前回最後に助六が出てきた時はてっきりお迎えが近いのかなーこれが本当の死神かーと思いきやまさか予告どころか死出の道先案内人とは。
現代で死ぬ場面を見せない&あの世があまりにも楽しそうだからあまり悲壮感がないのが救いだったかな。どこか落語的だったって事もあるんだろうけど。
まぁ死んだ本人があまり現世に未練残さなかったのも大きいのか。最後の最後で人間関係も落語も清算して終わったようなものだし。
ただ先に死んで何十年と経つのに未だに成仏出来てない林原・山寺夫妻はやっぱり生前の罪がどうたらこうたらなんだろうか。八雲師匠はあっさり成仏できたのに。
みよ吉と言えば死んで男女のアレコレが無くなったせいか妙にすっきりしてたのが印象的。まさに憑き物が落ちたと言うべきか。
残された人間にはあれだけ遺恨残しておいてよくもまぁと思わなくはないがそれこそ死人に鞭打つのも何ではあるか。


あと松田さんは本当に何者だったのだろう。