せい☆どく

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感想垂れ流し系

けものフレンズ 第12話 「ゆうえんち」

今まで戦ってきた強敵(とも)がタイトルとOPとともにバーン!


と言うわけで一分の隙もない最高の最終回であった。
誰かが犠牲になるでもなく記憶が消えるわけでもない、まさに夢と希望に満ち満ちた未来を予感させる最終回だったのではなかろうかと。
正直ボスくらいは犠牲になるかなーと思ってたのだが何だかんだで生き残ってくれて何より。ここまで旅してきて明確に楽しかったと言ってくれるほど感情が芽生えてるんだしいなくなられちゃ困る。
しかしサーバルちゃんはともかくかばんちゃんは記憶くらいは欠落するかなと思ったらヒトのフレンズが動物のヒトに戻っただけなのでセーフ!とはう上手い理屈を。
冷静に考えれば髪の毛に戻るか良くてミライさんになるだけじゃないかなーって気もするけどまぁ細かいことは気にすまい。
あとフレンズ化が解除された割に手袋やタイツがじわじわ再生してるのはどう見ても普通の人間じゃないですよねって感じもするけどこれもまたスルーで。あれ、結構伏線残ってるな…。
他にも結局人類はどうなってるのかとか九州と四国がそのままジャパリパークと化してるって日本の土地どうなってるのかとか考えだしたらキリがない要素が多いけどフレンズには関係ないのでそのうち考えるのをやめた。
閑話休題
全員生き残るにしてもお別れENDもありえるかなと思ってただけにしれっと海を渡るカバンちゃんについてきたのは嬉しい誤算。サーバルちゃんだけでなく他にも数名ついてきてるようだけど顔を見せなかったのはあるかもしれない続編をお楽しみにってことだろうか。
あると良いなぁ続編。なんだったらアプリも復活すべきじゃないですかね、今が商機だろうし。
一過性の流行かもしれないのにバクチは打てないネクソンの気持ちも分からないではないのだが。


総括。
最初はスルーしてて盛り上がりだした頃に見始めた組なのだが後からでも見て良かったなと心から思える良い作品であった。
オリジナル作品で誰も先が読めないし基本1話完結ながらも1クール掛けて徐々に世界の秘密を明かしていったりととにかく盛り上がるためのギミックが豊富だったのが勝因か。
もちろん他のオリジナル作品だって似たようなことはやってるだどうし一体何がこの作品をここまで流行らせたのか…虹裏は多分そこまで関係ないと思うし。
異様に丁寧な伏線や映像を注視しないと気付かないような演出、皆で語れるだけの考察要素、可愛いキャラデザや緩いCGとは裏腹に意外と盛り上がる戦闘?シーン、単純にキャラの掛け合いが楽しいetcetc...
理由を上げるのは簡単だけどじゃあこれをやれば他のアニメもこれだけ流行るのかと言えば多分違うんじゃないかなぁと。楽しんだ自分ですら一体なぜここまで流行ったのか説明しがたいから困る。
まぁそう言うのは評論家に任せて素直にたーのしー出来た事を喜ぶべきか。続編ではないけど新作は作られるようだしそちらも楽しみにしておこう。