風邪と言うわけでもないのだろうが妙に全身が痛いので安静。
お盆休みに風邪引いたじゃ洒落にならん。
劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer
感想解禁。
そんなわけでTV版ジオウ最新話で「あれこれ結局いつものパラレル時空では？」となったジオウ劇場版ですが。
放送前はTV版の後か少なくともどっかのタイミングで差し込まれる内容なんだろうなーと思ってたけどどのタイミングとも繋がりがなさそう。主にチェイサーとオーマジオウ関連のせいで。
仮に映画が本編の後ならGOがチェイサーの話した時もうちょっと反応があるだろうし本編終わる前に映画の話やったならオーマジオウフォームとか予言の書が残ってるのはおかしいし。
そもそも既にどのタイミングでも映画の話を差し込める余裕はないから結局パラレルなんだろうなぁと。
閑話休題。
その辺の齟齬を気にしなければ実に良く出来たジオウ完結編、そして平成ライダー最終章だったのではなかろうかと。
フォーエバーのボスが全てのライダーを歴史から抹消させるスーパータイムジャッカー（今となってはこれもよく分からん設定だが）であることに対して平成「のみ」をやり直そうとするISSAはボスとして格が高いのか低いのか…。
と言うか単に昭和こじらせおじさんにしか見えなかったのが酷い。お前らの平成って醜くないか？とか言い出す辺りが実にそれ。
まぁやらかしてる事に対して強さはさすがRXモチーフなのかどの平成ライダーが挑んでもまるで歯が立たない強さだったけど。やっぱつええぜ…リボル剣！
最終的にバイオライダー＋Jで巨大化してたけど本来なら誰も敵わないレベルのチートっぷりだったんだろうなぁ。何となく平成キックが通用したから良かったもののあれも普通に無力化出来ていたのでは…。
今でも
平
成
の2文字を広げるやられっぷりはどうかと思うのだが見た瞬間は感動した気がするし全体的に良い映画だったかなと。多分ナマで見るのと後日1人自宅で見るのでは全く印象の違う映画になると思う、劇場の反応含めて。
実際ノリダーとかゴライダーとかその辺が出てきた時映画館笑いに包まれてたしあの手のライブ感補正あっての映画だったかなーと。まさに瞬瞬必生の成果。
いやノリダーは東映関係ないはずだけど本当に良く出してもらえたものだ…中の人だけとは言え。
後半の盛り上がりに対して前半のドライブ＆信長話は春映画に片足突っ込んでたネタっぷりでちょっと評価に困るな！
信長を見て後世に伝わる歴史と実際の歴史は違うのでは？と後半に繋げるネタは面白かったけどそれはそれとして芸津殿とか騎馬戦とか突っ込みどころが多すぎる…。
あの忍者結局現代についてきたっきり触れられないまま終わったけどどうするつもりだろう。タイムマシンあるし帰そうと思えばいつでも帰せるとは言え。
あと映画まで引っ張ったドライブ継承が若干おざなりになってしまったのは残念至極。TV版とセットで見ればWよりマシ…と思うべきか。
ヴィンランド・サガ 第06話 「旅の始まり」
海賊についていった主人公が人の優しさに触れて人間味を取り戻す。
なんて話ではなく。
人殺しヴァージンを散らした話で旅の始まりとは皮肉にも程がある今回。
アニオリと原作の話を上手いこと繋げてトルフィンが如何にやさぐれつつ腕を上げていったかが分かる良い補完回だったなぁ。
最初にトルフィンに殺された兵はロクな経験もない子供に油断しすぎだろうとは思うのだがまぁトルフィンもなんだかんだ躊躇がなかったので。
1度殺せば後は2人も100人も同じと言わんばかりに鉄砲玉のように短剣握りしめて突撃してくる姿はなかなかに恐ろしい。途中から二刀流になってさらに動きにキレが増してくるし。
父親の血が遺憾なく発揮されているのは良いのか悪いのか。少なくともこうするために息子を助けたわけじゃないしおとなしく村に帰るのが1番だったろうけど。
ともあれこれで黒歴史が本格的に始まったわけで次回からの完堕ちトルフィンが楽しみだなー。やっと原作1話に繋がるだろうし。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第13話 「一年戦争」
ジオンに兵なし。
ギレンは眉なし。
と言うわけでせっかく逃してやったのにタカ派のレビルが徹底抗戦を唱えたせいで今後100年以上続く遺恨の原因となる1年戦争開始でござるの巻。
いやまぁそもそも敵の総大将相手に内ゲバじみた意見のすれ違いを見せつけてしまったジオン側に非があるところはあるのだがデギンからすればまさに恩を仇で返された気分か。
なんだかんだ戦争は嫌だなー早く辞めたいなーと思ってたとこにあのしっぺ返し、そりゃガルマ相手に徹底的にやってこい！と好戦派になるのも無理からぬこと。
この辺の事情知ってたらよくもう1度ア・バオア・クーで和平交渉しようと思えたものだと。レビルはレビルでジオンも辛いのだなとか他人事言ってたけどこの時。
しかしこの戦争の一番の立役者…と言うか影の実行犯はやっぱりシャアってことになるのか。あそこでレビルを再度拿捕、ないし知らん顔して撃沈していればどういう歴史になっていたやら。
捕虜となった総大将がやられたことで徹底抗戦の機運になるかタカ派が消えてジオン有利な和平交渉を結ばざる得ないか。それでもゴップなら…ゴップならなんとかしてくれる…。
結局戦争は続くわけだがどこまでがギレンの思惑通りだったのやら。徹底抗戦を受けての地球降下作戦までは既定路線だったろうけどやっぱり歯車がズレてくるのはガンダムが大地に立ってからかな。
ガンダムやアムロがいなくても最終的に連邦は勝っていたらしいし何をしてもジオンは負けってことを思うのなら目論見のハズレたヒトラーの尻尾そのものではあるのだが。
ちょっとギレンの野望やりたくなってきた。
総括。
オリジン本編も放送してください。
