せい☆どく

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感想垂れ流し系

今年のアニメランキング

さて、割とどこでもやってるけど何しろアニメもやらないのでネタがないというわけで。
予定を繰り上げて今日書いてみんとするなり。
とりあえず2005年に放送していたものを含めるので、終了・継続は関係なし。
ただ終わったものの評価がある程度高いのはある意味当然なのでしょうがない。
駄作を終わりまで見ることないてしないので、結果良作の最終回は印象深いものばかりだし。


10位:スクールランブル
良くも悪くも不安定な原作をより不安定にしたへっぽこ実験アニメ。
初期は原作をなぞるだけの展開だったのが、中盤以降は原作を通りつつ作画や演出面での遊びが目立ってきたのが良い。
無駄にCGにしたり作中アニメを作ったりとお遊び要素を忘れないスタッフに拍手を。
第二期も決定してるので今後も楽しみにな作品。


9位:フタコイオルタナティブ
1話の神がかり的な演出で見るものを強烈に引き寄せた話題作。
それ以降も安定した神作画と演出を維持しつつ、そのままゴールした稀有な作品でもあった。
中盤の鬱展開が少々長かった割にオチのカタルシスがイマイチだったのが残念でならない。


8位:ローゼンメイデン・トロイメント
現在放送中なので順位は低め。作画は割と微妙だが、話の面白さは折り紙つき。
1期がJUM君の更生アニメだったので2期は真紅の更生かと思いきや、ガチンコバトルに発展中。
既に半分切ってるものの、続きが気になる候補トップクラス。


7位:ARIA The ANIMATION
ついこないだ終わった今季最高の新感覚癒し系魔法少女アニメ。
原作をより高みへ昇華したなごみ空間を表現できたのは賞賛もの。安定しすぎて遊びがないかと思いきや、そこはアリア社長でカバー。
1クールじゃ短いが2クールだと冗長に感じるので、1クールで終わらせたのは良い判断。
とはいえ第二期がいらないということもないので期待あげ。


6位:フルメタル・パニック!
別次元じみたロボット描写はさすが京アニ。演出、作画は既に語るべくもない伝説クラス。
小説の一エピソード分を1クールでじっくり描いたのは過不足なく満足いくものがあったが、できれば別エピソードも見てみたい。
こちらは続編の話はないが、できれば続いてほしい作品の1つ。


5位:ゾイドジェネシス
朝8時半というお子様タイムを真っ向から無視するようなガチ戦記物を展開する良い意味で泥臭い作品。
見た理由がキャラデザ好みだから、とはいえ、今はすっかりゾイドの戦争を楽しんでる自分ガイル。
作画はもう諦めてるというか、スタッフもその辺は分かってるのか力を入れるとこを絞ってる模様。その努力は素晴らしい。
残り1クール、ちょっとでもいいから作画にお金をかけてあげてください、お偉いさん。


4位:まほらば
話が上がった当初は「おいおいスクエ二アニメに良作なしだぜ」と思ったものの、終わってみれば良作の部類に。
安定した作画に原作をより良くアレンジしたシナリオ、声優の演技とどれをとっても高水準。
特に黒埼親子はスタッフに愛されてるのか話的にも優遇されて描かれていたのが印象的。眼鏡?バラさん?知らね。
最終回で告白がなかったのは物足りないが、明確に終わらせずに続きを想像させるという意味ではあれで正解か。


3位:ぱにぽにだっしゅ!
まほらばと入れ代わりに放送され、まほらば以上に心配されたぱにぽにも最初から最後まで笑いの耐えない作品だった。
1話から5話くらいにかけてはスタッフも手探り状態だったのが、進むにつれてこなれていく様子にワクテカ
画面での情報量が半端ないので目を離せない面白さもこの作品の特徴。黒板ネタはその最たるもの。
ネットを意識してるようなネタは好き嫌いが別れるだろうが、好きな人はとことん好きなのでさほど問題なし。
多くの人に続編を期待されてるのが何よりの証拠。というわけで作ってください第二期。


2位:魔法少女リリカルなのはA’s 
魔砲少女だとかなのはさんマジ外道とか色々言われてるものの、漢の子向け作品としてはこれ以上ないくらいの魔法少女っぷりだった。
王道の中の王道をしっかりと描き、見る人のツボを抑えるような燃える展開にかけては前期以上だったんじゃないだろうか。特に1話。
残念ながら3期がなさそうな終わりをしたものの、それを抜きにすれば最初から最後まで不満のない流れだった。


1位:AIR
京アニの総力を上げて作られた神スタッフによる神作品。
1クールなのが惜しいくらい濃密に描かれた夏の物語は見るものの涙腺を刺激しまくったのではなかろうか。
夏を感じさせてくれる空や海の演出は画面の上ですら違和感なく作品を楽しませてくれる。
行き過ぎて演出過多っぽいところがあったものの、全てにおいて平均点以上間違いなし。
クラナドアニメをやるとしたら是非とも京アニが良いのだが、無理そうだなぁ。




こうして見ると、今年は割と名作・良作が多かったか。
舞乙だの苺ましまろだの、10位以下とはいえ悪作品ってこともないし。種運命は別だが。
来年の出だしはちと微妙っぽいが、とりあえず来期も期待。