せい☆どく

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感想垂れ流し系

咲-saki- 第19話 「友達」


微笑まれたいこの邪悪な笑顔。


実に良い最終回ちっくな決着回であった。と言うかもうこれ本当に最終回で良いんじゃないかな。
相変わらず展開早いなぁ6巻分終わったなぁと思ってたらあれよあれよと原作最新話も通り越し終わってみれば大会終了。
てっきりあそこから池田ァの30回テンパイやかじゅの逆襲撃が始まるかと思ったがなんともなかったぜ!
特に池田は結局数え役満以降は一矢報いることもなく終わったしなぁ。加治木は加治木で槍槓以降パッとしなかったけど大負けもしてないし。
まだまだ諦めない→全然テンパイできないし→30回くらい繰り返せば!は何のギャグかと。スッタン拒否は格好良かったが。
まぁコーチがデレたので良しとしておこうじゃないか池田ァ!個人戦での活躍に期待しておこう、噛ませとして。
それにしても咲さんは本当に外道すぎて衣が哀れすぎる。責任払い自体は前回説明されたから唐突さは感じなかったけど。
一緒に楽しもう(ニカッ)と語りかけたと思ったらそれカン、もいっこカン、もいっこカン。
はいチンイツトイトイサンアンコーサンカンツ赤1リンシャンカイホーの責任払いで32000、逆転優勝。化物すぎる。
麻雀って楽しいよねーとかそりゃあんだけ気持ちよくあがれれば誰だって楽しいだろうさ。何だかんだで衣は納得してたけど。
停電の時に次に配られる牌の積み込みでもしたんじゃないかと疑うレベルだぞあれは。牌に愛されているで済ませないでくださいカツ丼さん。
しかし何が怖いって終始笑顔なところが一番怖かった。笑顔は本来攻撃的な意味合いとは誰が言ったか…。
その上相手が迷ってる最中に言葉攻めによる精神攻撃とか容赦なさすぎる。心が揺れてる時にあの揺さぶりは実に効果的だ。
BGMも主人公と言うよりラスボスのそれだよ咲さん。そこまでやるならEDは残酷な願いの中でにすべきだった。
とまぁ色々怖イイ部分もあったものの、終わってみれば気持ちのいい結果だったかなと。テンポの良さがいい具合に面白さに拍車をかけていたというか。
残念な事と言えばモンブチ外伝やらなかったことくらいか。友人で家族という扱いをするならハミレス行く話は是非やってもらいたかった。
と言うかモンブチは負けても割とさっぱりしてるのが好感度高い。優勝だ全国だが目的ではなくあくまで衣のためというスタンスが暖かい。
そういえば漫画だと衣が今と昔で変わりなさ過ぎてとーかも幼かったと言う事にさっぱり気付かなかったが声があると全然印象違ったなぁ。
あと衣がモンブチメンバーの中で一番年長という事には普通に驚いた。


次回から原作を超えた話をやるらしいけどゴンゾオリジナルなのか原作者と話し合いで決めた正式ルートなのか、それが問題だ。
とりあえず水着回らしいのでそこは期待しておこう。