せい☆どく

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感想垂れ流し系

異国迷路のクロワーゼ 第02話 「チーズ」

クロワーゼちゃん可愛いだけの作品ではなかった。


特に事件が起きるわけでも湯音が誘拐されるでもなし。フランスの食事は日本と違うなーとか市場が賑わっているなとかまさに異国情緒溢れる内容であった。
ゴシックちゃん2代目だと言ったがどちらかと言うとARIAっぽい雰囲気アニメだなー、これは。原作をうまい具合に肉付けして見ごたえあるようにしている。
湯音かわかわだけでなく背景や時代ごとの生活感が伝わってくる感じが良いなぁ。もちろん当時のことを知ってるわけではないのであくまでそれっぽさではあるのだが。
少なくとも嘘臭さを感じさせないだけでも十分気を使ってる内容だと思う。背景や小物をきちんと描くことで説得力を増しているのか。
しかし職人が朝早く起きて行動するのは日本も異国も変わらないだろうけどその際の食事が片やご飯に味噌汁、片やパンにチーズではそりゃ幼女も戸惑うというもの。
パンやチーズが悪いというわけではないが朝は温かいものを食べないと動く活力が沸かないから困る。焼き立てフランスパンは興味あるけど。
そう言った生活や文化の違いを何とか乗り越えようとする湯音の健気さときたら。ただの愛玩動物ではなくきちんと意思と意地を持った頑固っぷりがまた可愛くもあり。


それにしてもこの時代から既にデパート的な百貨店に個人商店は押しつぶされる流れができていたのか。
いつの時代も変わらないもんだなぁ、そういうのは。