せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

THE UNLIMITED 兵部京介 第09話 「カタストロフ -Pandoras box opens-」

ここまで中二的だと素直に格好良いと言えてしまう不思議。


あれ、原作でもピンピンしてるカタストロフィ号が沈んだぞ…。
兵部の隊長も生きてるっぽいし完全パラレルにするつもりだろうか。いや元からそういう触れ込みではあったのだがここまで話を動かしてくるとは。
しかしジャミング装置がある以上一般のエスパーは無力化されるし兵部レベルでも数の暴力と近代兵器であっさり…まぁカタストロフィ号を守りながらとは言え、そういう条件なら普通の人間でもダメージを与えられるらしいし。
少数精鋭のエスパーとその力に怯えて差別化を図ろうとする普通の人々というイメージがかなりガラッと変わってきたな。兵部のエスパー集めはエスパー保護と並んで戦力増強の目的もあったのが納得できる話に。
その辺の話と前回、前々回の兵部過去話が合わさってなかなかの盛り上がりを見せたんじゃなかろうか今回。兵部が無敵のエスパー超人でなくなったせいか誰がどうなってもおかしくない緊迫感も生まれたし。
前述通り原作では平然としてるカタストロフィ号がここで沈んでパラレル化が加速したせいで本当に何が起こるか分からなくなったからなぁ。言ってしまえばこの話で兵部が死んでもおかしくないわけで。いや死なないだろうけど。
過去話前から蚊帳の外になりかけてたユウギリとヒノミヤもここで動き出したし本当に次回が楽しみなアニメだ。おかげでややマンネリ気味だった原作も最近楽しく見ていられるし。
これがアニメと原作の理想的な相乗効果というものか。