せい☆どく

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感想垂れ流し系

ラブライブ! 第12話 「ともだち」


部長らしく熱くなる矢澤先輩とそれを真っ先に止めるスター錦野。
いやぁにこまきって本当に良いものですね。ご飯3俵はいけます。


てっきり曇り展開は今回で解消するのかと思いきや余計拗れるとは思わなかった。
穂乃果は三馬鹿ーズの中でも底抜けに明るくてどんな逆境もなんのそのタイプかと思ったらこんな負のスパイラルに陥るとは。
いや確かに自分が調子に乗りすぎたせいでライブも消化不良で終わった上に親友の相談を受けられず離ればなれになる原因を作った自責の念はよく分かるが。
それを言ったら後々に引き伸ばして取り返しつかないタイミングまで黙ってたことりにも責任があるわけで。
なんで言ってくれなかったのって問いかけに対して相談したかったけどライブに夢中だったしその後あんなことが起きたし…って遠回しに相手のせいにしてるよねこの子。少なくともそう聞こえるしだからこそ穂乃果が曇ったわけで。
手紙を貰ったのはもっと早い段階だったんだしその場で相談してればこんな大事にはならなかったろうに。
と言うか結果的に学校閉鎖がなくなったからラブライブに拘る必要もなくなったとは言え仮にトントン拍子でラブライブ出場していたとしたらどっちを選んでたんだろう。
その場合ちゃんと相談はしてたんだろうけどそれはそれで一悶着ありそうな展開にはなったよなぁ。自分の将来か皆とのライブか、が天秤に掛かるわけだし。
今回何が不満かと言えば穂乃果だけに責任を負わせる展開になったのもそうだけど今までアイドル活動やライブ公演にスポット当ててたのに最後になって親友と離れるかどうか、と言うミニマムな話題に収束しているのが個人的に残念ではある。
3人からのスタートとは言え1人増え2人増え最終的に9人揃ったのに結局3人の中での話になってしまうのかと。残り6人は添え物になってしまうのかと。
そもそも最初の目的は学校を存続させようだったのに服飾だの喧嘩別れだの主軸が思い切りズレてしまった感がなんとも。ことりがそこまで服飾に興味ある描写も薄かったし。
最後に騒動を起こすならライブ失敗で20位落ち→皆諦めかけるけど穂乃果が叱咤激励で皆をまとめてゲリラライブ大成功→ラブライブ出場でも良かったんじゃないかなーって。これは個人的嗜好だが。
まぁ確かに目的は学校存続であってそれが解決したのなら大会に出ることもアイドルのマスター的な存在を目指すのことも必須条件ではないのかもしれないが。
ともあれまだ最終話が残ってるわけで、ここからどう大逆転してくれるのか楽しみにはしておこう。