せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

ビビッドレッド・オペレーション 第12話 「ビビッドレッド・オペレーション」

赤「チクショオオオオ!くらえカラス!新必殺ビビッドパンチ!」
カラス「さあ来いあかねええ!私は実は一回殴られただけで死ぬぞオオ!」


いやぁ…本当に真面目に見てたつもりなんだけどちょっとこれは感想に困る最終回であった。
良かった点を探そうと頑張ったのだが少なくとも最終回において自分がそう思えた部分はなかった。
友情パワーで勝利のキメ!をしたいのは分かるのだが積み重ねや説得力というものが欠片もないだけに言葉だけが上滑りしてるようにしか聞こえないのが辛い。
そもそも合体の連続で次々仲間が落下していくシーンはあれ友情なんだろうか。友情とは電池のように使い捨てるもの…。
いやエネルギー供給できないから基本打ちっぱなしになるのはしょうがないけど絵面が悪すぎる。あのまま海面行きかと思ったらなぜかエンジンの上にいるし。
そもそもエネルギー吸われる前に攻撃しとけば普通に勝てましたよねお爺ちゃん。特に理由も伏線もなくいつもどおりの攻撃が普通に通用するなんて思わなかった。
そのくせ言葉だけは宇宙創世だの宇宙破壊だの。繰り返し言うけど演出に説得力がないせいでどうにもこうにも。
その究極が∞の登場だろうか。いきなり現れて黒い子の世界直したとか話の帳尻合わせるための便利屋かと。
あっちの世界よりカラスの暴走で死んだり壊されたこっちの世界を直してくれませんかね。カラス撃破までが試験のつもりならとんだ神気取りの上位存在ですよ。
どこでもドアが出てくる場面も本来は感動的な別れのシーンを演出してるんだろうけど残念ながらギャグにしか見えなかったと言う。


総括。
なんもかんも政治とカラスが悪い。
とりあえずキャラは可愛かった、少なくとも黄色い子は好みではある。
まぁ赤い子がややアッパー系の思考してたり青い子がひたすら地味だったり緑と赤ってポジション被ってね、など思うところがないでもないが。
そんなキャラクターが食材だとするならそれらを活かすための味付け、料理方法は正直ダメだったと言わざるえない。
監督は女の子だか尻だかだけ見てれば良いんですよ的な事言ってたらしいけどそれにしたって限度があるだろうと。
1クールあって主要キャラが5人くらいしかいないのに最終回を見た今でもキャラに感情移入できないってのは何が原因なのだろう。
新聞広告やコミカライズ、フィギア化、ゲーム化など色々手を広げているようだけど肝心の本編アニメをもうちょっと頑張って欲しかったなーと。