1年の前半が終わる。
後半戦に入る前に1ヶ月くらいロスタイムもらえませんか。
週刊少年ジャンプ30号感想
・ヒーローアカデミア
死ぬのか死なないのか微妙なラインだイレイザー。
現状この人いないと死柄木抑えられないと言うかいてもなお素の身体能力で良いようにされるプロヒーロー達ときたら。
まぁ向こうも脳無がゾロゾロやってきてなし崩し的に生徒巻き込む形になっちゃってるんだけど今のデク＆カツで勝てるかと言われれば絶対にノゥだろうしなぁ。
いっそここでかっちゃんが犠牲になって数年後とか有りかもしれない。
・アクタージュ
前回嫌なおばさんが煽ってきたと思ったら嫌なババアがさらに煽ってきたでござるの巻。
この世界の業界こんなのしかいないのか。やっぱ怖いッスね芸能人、舞台役者とはまた違う怖さ。
そんなわけで幼少期、少女時代、現代の人間をそれぞれ演じる3人は共同生活するのであった。なにそれ楽しそう。
夜凪ちゃんだけだとどうなることかと思ったけどロリっ子が混ざることで良い緩衝材になりそうではある。
この子いるだけで話が明るくなるまさにスターの才能があるわ！
・タイムパラドクスゴーストライターシュタインズゲート
いやね、1話の時点で電話レンジのパクりとかシュタゲかよって言いましたよ。
でもあくまでギミックと言うか未来ジャンプ届けるためのアイテムだから深くは考えなかったんですよ。
ここに来て話自体シュタゲ路線に振り切ってくるとか想像出来るわけがない！作者はともかく編集は止めなかったのかこれ。
と言うかシュタゲの電話レンジはその存在のせいで各国のヤベー特殊部隊やら第三次世界大戦に繋がるアレコレがあるからこそ頑張って時間を戻りつつなんとかしてきたんだけど。
この漫画は言っちゃなんだが漫画家1人のために未来からメッセージをわざわざ送って世界線を変えさせようとする理由がわからない。
アイノさんが死ぬことで世界がどうにかなってしまうならともかく現状そんなことはなさそうだし。漫画家1人の生き死にで変わる世界も嫌過ぎるが。
そもそも論で言うならすでにホワイトナイトをパクって連載してる時点でかなり世界線分岐しちゃってるようなんだけどこれが原因じゃないならもう直接筆を折らせるしかないのだろうか。
幼馴染の命がかかってるオカリンならともかくちょっと前まで赤の他人相手にそこまでする理由がこの主人公にないと思うのだが。
あと未来ジャンプ送ってきた人が1年律儀に待った理由はなんだろう…真実教える前に漫画パクってるとは思わなかったら笑うけど。
世界の危機はともかくこの展開やるならパクる前に「この漫画を描かないとヒロインが死ぬ」って事前に提示すべきだったなぁ。それなら罪の十字架とやらも説得力出たのに。
・Dr.STONE
科学道具なら何買っても良いNASAのクレジットカード。初めて知った…って言うか本当にあるのかそんなもの。
それっぽいワードで検索しても出てこないけどわざわざこんな嘘つかないだろうし実在するなら夢のある話だ。
しかし想像よりかなり直接的に接していたと言うかやり取りしてたのね千空とドクターゼノ。確かにこれは師匠と呼ぶに相応しい間柄で。
そしてのっけからの選民思想っぽいので安易な改心もしなさそうではある。どう対処するのやら。
・あやかしトライアングル
主人公がラッキースケベを自分の体で試すせいで自然とヒロインの方が肉食系丸出しになってるのが面白い。
と言うか早速あいつが女の子でもイケるか…？イケそうだな…って想像してる時点で割り切りが早すぎる。
主人公を嫌われないようにするとどうしても薄口になってしまいがちだけどその物足りなさをヒロインで補うのは面白い。
その分カップリングが固定されがちで他にヒロイン増えても単なるお色気要員であってラブコメ漫画っぽくなりそうもないけどその辺は方向性の問題かな。
個人的にはこの2人が仲良くやってるのは微笑ましく感じるのでうまくいってもらいたいものである。ラブコメに必要なのは読者に好かれる主人公。
・呪術廻戦
指1本じゃ無礼討ちされるけどさすがに10本近くくれた相手にはそこまで無茶なことは言わない宿儺さん。
いや頭が高い言ってスッパリ切ってくるのは呪霊じゃなきゃ死んでたろうけど。実際女の子2人はあれで死んじゃったのだろうか…。
ともあれ指の礼に自分に一撃入れれば言うこと聞いてやんよと言ってくれるダークドレアムさんと。ムドーじゃその一撃すら難しそうなのだが。
・チェンソーマン
ははぁんマキマさんは支配の悪魔。
それに対抗するために「銃の悪魔」を使役する「自由の国アメリカ」と。
ちょっと暗喩が…いやもうここまで来るとド直球だな！支配と自由の対立構造か！
そりゃアメリカ的には支配には抗わなきゃいけないしアメリカだから銃を使うと。なるほどなー。
まぁここまでしてもマキマさんが負ける未来は見えないのだが…ぶっちゃけ闇の悪魔より強そうには見えないし銃って。全国民1年分の寿命を使ってもなお。
とは言え普段に比べて直接動いたり支配を行使する辺りマキマさん的にはそこまで余裕ではない感じかな。鍵はチェンソーか。
・ぼくたちは勉強ができない
はいフラれる！次週うるかちゃんフラれるよこれ！
文系ルートではちゃんと告白して負けて理系ルートでは告白できずに負ける。そんなのうるかちゃんが…かわいそうだよねえ…！
と言うかうじうじ悩みすぎであるこのルート。
プリンセスコネクト！Re:Dive Menu13 「ロストプリンセス～皆の笑顔を添えて～」
ジュンさんの鎧CGだったのだろうか。
妙にテカってたけど。
ペコキャル派大勝利。希望の未来へレディー・ゴー！
と言うわけで実にすガシガシい俺たちの美食はこれからだENDであった。
設定や伏線匂わせるだけ匂わせて何も解決しないなってのは最終回以前の2～3話前からなんとなく分かってたけど随分思い切った割り切りをしたもので。
こういう終わり方するならこのタイミングでペコの身の上話やる必要あったかなって気もするのだがまぁペコキャルがエモかったので良しとしておこう。
と言うかアニメのキャルちゃんはゲームに比べてあまり陛下信者ではないと言うか普通に美食殿やペコリーヌに寄り添ってるのでどうあってもゲームと同じ展開にはなりそうもないなー。
美食殿と仲良くなりながら陛下のためにスパイ活動してるせいで味覚がおかしくなったり仮面つけられてペコに悪態の限りを尽くしたり殺したと思って自暴自棄になる半狂乱なキャルちゃんは見れそうもないか…。
閑話休題。
アニメは巨大シャドウを倒してひとまず終了！って感じだったけど実際このタイミングでこんなの呼んで何がしたかったのだろうカイザーインサイト。
事を動かすにはまだ早いタイミングだと思うしゲームに比べて何考えてるのかこのラスボスが1番よく分からなかったな…。
城下町であれだけ暴れたらさすがに洗脳済みの市民も不穏に思うだろうし美食殿の面々を捉えるでもなく帰してるし。まぁあの話のあとでキャルちゃんはキッツいお仕置き食らってそうだけど。
総括。
前半は美食殿中心の日常路線、後半はメインストーリーをアニメ用に改変した本編…だったのだが。
正直この構成自体はやや中途半端と言うかどっちもつまみ食いする形で勿体なかった気がする。
キャラを出すなら出す、アニオリの本編を進めるなら進めるでどちらかに割り切った方が良かったんじゃないかなーと。
別に本編シリアスがいらなかったと言うわけではなくどちらもこれだけ描くならどちらか片方だけにしてもっと掘り下げしてほしかった的な意味で。
特にキャラクターを沢山出す方針は途中で終わってしまったせいで出るキャラ出ないキャラで明暗を分けてしまったのが口惜しや。
もっと見たいキャラ多かったんだけどなぁなかよし部とか。いやこれは不可能だと分かってたけど制作タイミング的に。
サイゲだから2期はそのうちやるだろうしそっちに期待かな。
ただアニメはちょっとペコキャル寄りすぎてあるじ様との絆レベルが薄かったのが残念なので2期あるならそっちも深堀りしてもらいたく。
