28Fまで到達したもののやっぱりマップの広さに眩暈。とりあえず今回は世界樹の迷宮の総括を書いてみる。
そうでもしなきゃいつまで経っても終わりそうにないからなぁ。マップ広すぎエンカウント高すぎ雑魚強すぎ、時間がかかりすぎる。
DSでの本格RPGは未だ数が多くないのでこういうタイプのゲームが出てくれた事には非常に満足いくソフトだったなぁ。
ポケモンーとかDQMJーとかRPG要素のゲームで売れに売れてるものはあるものの、この辺はぶっちゃけ育成ゲーでありRPGとはちと畑が違うし。
内容が懐古的だのその割に絵柄が萌え系だのカニ歩きできないだのはまさしく「ゴチャゴチャうるせー！（Byパラディン」でありそういう面が売りなので問題はない。
難易度に関しては個人的には文句なし。その階層を余裕で歩けると思った次の層で雑魚相手に全滅しかけるのもザラだったし。
単に敵が強くなって育てが足りない、というのではなく相手を倒す順番やスキルの使い方さえ工夫すればそれこそ低レベルやりこみが可能な類のゲーム。
まぁクリア後のダンジョンは前述通り広い高い強い上にレベルカンストが簡単に到達できてしまうためダレる部分があれども、そこはあくまでクリアの後ということで。
世界観の方は淡々としているのが逆に想像力を膨らましてくれる。○○してもいいし、しなくてもいいというゲームブック的語りはツボったなぁ。
淡々としすぎて謎の部分もあるにはあるが、本筋とはさほど関係ないのでこれは許容範囲内。レンとツスクルとか。
難点は職業バランスが少し偏りすぎてるということくらいか。一応こだわりさえあれば何使っても表ボスくらいは倒せると思うけど。5レンジャーとかはともかく。
しかしブシドー、アルケ、カースメーカーの3人は最強職の誉れ高いレンジャー、メディックに比べなくても微妙な部分が多いのは否めない。
ブシドーは最終的にスキル関係なしで通常攻撃の方が強いしアルケの利点である属性攻撃は敵の弱点が分かりにくい上全体攻撃はハヤブサ斬りの方が便利という。
カメ子は味方強化枠関係なしで相手を弱体させるために便利ではあるんだが出現が遅いせいかPTメンバー5人の中に入りにくいという不遇さがなんとも。
というかレンジャーが強すぎるのが一番問題なんだろうけども。攻撃してよし守ってよし先制ブースト警戒歩行アイテム収拾なんでもござれ。そりゃ使われるわ。
あと気になる点といえばマッピングにもうちょっと意味を持たせてほしかった。1Fや11Fみたいなマッピング依頼をもっと増やすとか。
一番良いのはマップがランダム化して毎回マッピングしなきゃいけなくすることだけど難易度倍増ってレベルじゃないので無理難題か。
ついでにクエストやミッションをもっとシナリオや世界観に繋がる何がしかがあれば文句はなかった。そこも含めて想像力にお任せ、ということなんだろうけど。
