せい☆どく

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感想垂れ流し系

バトルコマンダー

ポロっ!最近ネタがないからタイトルに昔やったSFCのタイトルつけてその思い出でも語っていこうのコーナー。
ドキリもあるよ。


最初くらい比較的分かりやすいものを用意しようかと思ったけど真っ先に思い浮かんだものはバトルコマンダー。何気に人生初のRTSだった気がする。
確か発売日は91年と言うからもう18年前の作品なのか…当時生まれた子供もアダルトに手を出せる年齢になりました。
イメージ的にヒーロー戦記の後っぽい気がしたけどヒーロー戦記は92年なんだよなぁ。ちなみにザ・グレイトバトルは90年。
バンプレストが作ってるだけあって相変わらずのロボットコンパチ物なのだが味付けは今の3倍は濃かった気がする。何十ページもある説明書熟読してもさっぱり訳分からないシステムだったし。
あの武器を使うにはほうだんセット、この武器はミサイルセット…とか当時必死でメモしながら覚えていったなぁ。間違ったアイテム持たせて戦闘できないなんてザラにあった。
しかしガンダムエルガイム(+ドラグナー)、マジンガー(+ゲッター)の3種類を題材にしてるくせに内容はもちろん名前、デザインともにあまりかすってなかったのはどんなオリジナリティを目指していたのだろうか。
名前からしてガンダムF91HDだのスカルジオングだのバルハラキュベレイだの今見たら色んな意味で震えてしまいそうなものばかりだったなぁ。当時はさほど違和感なく読んでたけど。
あと機動族と書いてガンダムと読んだり騎武衆や魔武衆をナイト、ウィザーディーと読ませたり色々と痒くなりそうで困る。
とりあえずマジンガーとゲッター合わせて魔神族というのはゲッター可哀相ではないだろうか。エルガイムドラグナーはまだ日の出族ってことで対象がボヤけてるけど。
ちなみにこのゲームのキモは何と言っても作中のテキストにあるか。訓練のテキスト、作中キャラの台詞、死に際の断末魔ととにかく殺伐としててそこがまた良し。なぜか脈絡もなく関西弁喋るキャラがいるのもご愛嬌。
プレイ中のBGMもほとんどなく移動中は風の音のみ、もしくは銃声の「タタンタタン…タタンタタン…」という音がむなしく響くだけというストイックさ。さすがに内政中はそれなりに音がしたけど。
戦闘に関してはマニュアル削りばかりで進めてた気がする。スパロボで例えるならこちらが攻撃して相手ターンになる前にキャンセルボタンでそれを飛ばす、みたいな。
とまぁバランスやバグ取りは最悪に近かったけどなんとなくまた1度はやってみたくなるゲームの1つではある。
時代を先取りしすぎたんだよなぁ、今にして思えば。