せい☆どく

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感想垂れ流し系

マクロスF 第21話 「蒼のエーテル」

眼鏡が生死不明の割にあまり悲壮感とか後悔とかそういうものが見えないアルト君だ。
というかアルトは主人公の割にあまりに内面を曝け出してなさすぎる。感情移入しにくいぞ。
バトル展開になっても大量破壊兵器で決着がついてばかりだし。まぁパイロット1人頑張ってなんとかなる状況でもないんだが。


ランカの歌による囮作戦が功を奏してとりあえずバジュラは撃退した今回。
なんか大々的に追憶とか何とか色々やってたけどあまり死人が出たとか被害が凄いとか、そういう部分が伝わってない気がする。
戦闘が唐突なら決着もあっさりしたもんだからかなりピンチだったという認識がないんだよなぁ。前述の通り爆弾でボン、てのが悪いんだろうけど。
ミシェルが生き残るならブレラに拾われるしかないだろうなと思ってたけど肝心のブレラはランカの元へ即参上だしこれで唯一の退路も消えたか。
あるとすればバジュラに拾われるくらいしか残ってないんだけど残り話数考えるともう眼鏡に構ってる余裕はないし死にっぱなしで終わりかな。
で、実感は沸かないまでもまぁ色々犠牲を伴ってフロンティアを守れたかと思えば今度はランカがバジュラと一緒にどこかへ行ってしまいましたと。
もう帰ってこなくても良い、というかなぜそうなるという疑問ばかり先立って別れとかその辺がどうでも良く感じたなぁ。
送り届けるだけなら戻ってくるんだろうけどあの別れのシーンからしてもう二度と戻ってくる気もなさそうだし。もう銀河のはちぇまで行けばいいよ。
一応描写から察するなら歌を利用されるのが嫌、バジュラを殺されるのが嫌、アルトに叶わぬ想いを持ち続けるのが嫌ってところなんだろうけど…。
オブラートに包みつつ正直な感想を言えば面倒くさいよこの女。それ以上でもそれ以下でもなく。
まさかこのままラスボスにまでなりはしないだろうけど相変わらず倒す敵が見えてこない作品だ。
キノコ頭は噛ませだろうしグレイスではあるんだろうけどまだサウンドオンリーだけで出てこないキャラが色々いた気がするしどう落とし前つけるやら。
もう3〜4話しか残ってないのだが人間関係にケリつけるだけで話が終わってしまいそうだ。