せい☆どく

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感想垂れ流し系

宇宙をかける少女 第25話 「黄昏れる神々」

もしかしてそうなんじゃないかなと常々思ってたけど今ここで頭を大に、いや声を大にして言う。
おかしいよこの作品。


最終回1話前にきて物語の辻褄合わせを放棄したのかキャラの性格がブレにブレまくってたなぁ。
特に秋葉は説得されてはイモちゃん説教されてはイモちゃん殺されかけてもイモちゃんとかまるで成長していない…!
やってみる→やっぱりできない→やらなきゃ→やっぱ無理って思考ループを何度繰り返してるんだこの主人公…ああ主人公はネルヴァルでしたね。
結局一人になって考えてからやっと結論出したけど最終回1話前にこの決断は遅すぎる。今までの周囲の人との会話はなんだったんだろうと思わざるえない。
まぁその周囲にしてもとりあえず叱るだけ庇うだけで具体的説明はまったくしないのだが。秋葉やナミは環境が悪かったとしか言い様がない。
なんせ身内は秘密主義のくせに思い通りに動かなきゃ怒鳴るだけの長女にただの運転手と化してる次女と最近台詞すらなくなってきた五女。あとはイエスマンな友人ばかりだからなぁ。
いつきだけは毅然とした態度を取ってくれるのかと思いきや「やっぱり秋葉さんは凄かった」とか訳分からないところで賛同者になってるし。何がやっぱりなのだか。
もうまともなのはnamichanと22Gさんとネルヴァルだけではないか…。
と言うかナミの秋葉に対する突っ込みがいちいち的確すぎて実はスタッフもこんな話やりたくないんじゃないかと思わないでもない。
世界が危ないのにイモイモやかましい姉を叩きのめそうとしたら自分は眼中にされてなく、そうかと思えば後ろから射たれて大ダメージ。なのに当の本人は「大丈夫?」なんてアーパーな事を抜かしつつも兵器はしっかり寝取られる…。
そもそも何で次女や神楽が正気に戻ったかと言うと自分の体質(叩かれて光る)のせいだというんだからもうあまりに不憫すぎて笑いが止まらない。
いっそナミとクロパルドンが世界を壊す最終回で良いんじゃないかな。視聴者は秋葉組に感情移入してないだろうし、もう。
そもそも結局宇宙をかける少女とはなんだったのだろう…多分最終回でも判明しないんだろうなぁ。