せい☆どく

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感想垂れ流し系

あにゃまる探偵 キルミンずぅ 第50話 「どうぶつ天国キルミンZOO!?」

1年間感想を完走。実に良い最終回であった。


前回のドタバタでどう収拾つけるのかと思ったら案外すんなり着陸できて意外と言えば意外であった。
もっとごちゃごちゃしたまま終わるのかと思いきやきちんと後日談まで描いててその辺のバランスは大したもんだ。
結局お祖父様は落ち着いてくれたしカノンとリコリムが種違いの従姉妹なことも判明したしパパンはミジンコから戻れたしでやるべきことは全てやった感じかな。
残っている謎と言えばグリリバ…もといカノンパパが裏で暗躍していたことくらいだけどこれは設定集くらいじゃないと解説されなさそうだなぁ。
EDの写真でペガサスがいたけどあれがカノンパパってことで良いのだろうか。執事の獣化もそうだけどこの世界、普通に幻獣みたいな存在がいるから困る。
しかし種違いの従姉妹ってことは色々ネトラレ的な話があるはずだけどそこにはまったく触れないのか。
そもそも寝取った本人が亀になってるからどういう出会いや話があったのか分からないけど。
まぁそんな重い話するよりリコリムカノンがキャッキャウフフしてるのを見る方がよほど嬉しいし特に問題はないのだが。
最後の最後にお互い仲良くなって本当に良かった。ケンへのアプローチも忘れずするあたりまさにカノン。
オチのドクトルはあれだろうかか、亀がヌグミンしたらお爺ちゃんの亀が出てきたとかそういう…。


総括。
原作無しのアニメ+4クール物の作品なんて最近ほとんどないから実に新鮮な気持ちで楽しめた。
最初見た時は小学生くらいの女の子向け作品?なんて思ってたけどどう見ても大きなお友達用のアニメだこれ。
初めは丹下桜目当てで見始めただけだったけど1年も付き合ってみればやはり作品全体に感情移入して終わるのが惜しく思えてくるなぁ。
毎回なんらかの事件が起きる割にほとんどが小規模、かつどうでも良い内容がほとんどというその気の抜けた感じが実に肌にあった。
かと言って本当に力が抜けただけの内容というわけではなくきちんとメッセージ性も備わってるし何よりキャラが立ってるしで丁寧な良作とはこのことか。
ただ内容的にあまりDVDやらが売れてないのは残念というか当然というか。1度見れば満足する類の作品だししょうがないっちゃしょうがないが。
そして何より来週からどこで丹下桜ボイスを補充すれば良いというのだろう。ラジオくらいしか残ってないや。