せい☆どく

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感想垂れ流し系

きんいろモザイク 第12話 「きんいろのとき」

カレンって天然ぶってるようで色々計算高い気がしてきた。なんとなく。


そんなわけで良い最終回であった。
Aパートが進級話、Bパートがちょっと時系列遡ってミュージカルと言うのはなかなか変則的だけどどちらもきんモザっぽい内容だったし満足度は高い。
しかし普通この手の進級イベントって作者の都合で全員同じクラスが続くんだけど分けてくるとは珍しい。
今まではカレンを行き来させれば済んでた話だがこれからは2人と3人が交互にクラスを移動する話になるのか…いや今後も何も最終回だが。
原作ではどういう事になってるのか若干気になる辺り販促的な意味では成功してる終わらせ方だったのかもしれない。
果たしてアリスとあややは己の欲求をどう我慢しているのか、ちょっと原作見てみようかしらん。
で、肝心のミュージカルBパートは…これが意外なことにすごく面白かった。ぶっちゃけアニメでミュージカルって9割方つまらない自己満足演出がほとんどなのだが。
歌も演技も作画も高い水準で安定していたせいだろうか。寒くならない程度にキャラの可愛さが前面に出ていたのも理由だろうけど。


総括。
女の子だらけの日常枠としては及第点どころか偏差値70は超えるであろう実に優秀な作品であった。
何がそこまで面白いのかと言えば人それぞれ注目点があるだろうけどやはり個人的にはカレンの存在が大きかったろうか。
カレン抜きの女の子4人組だと果たしてここまで面白かったかどうか。4人だとつまらないと言うわけではないけど。
カレンのおかげで話が良い意味でかき回されるし突飛な行動や言動もカレンだからで済まされるし、さすが英国出身のカレンデース。アリスも悪く無い、悪くないねんで…うん。
傍から見たらお前ら小学生だろと思うような話が多かったけど最後まで和やかに見ていられたのはやはり可愛いは正義が根底にあるせいか。
そう、とにかく可愛かった。日常枠は可愛い子がキャッキャウフフしてるのを眺めてるだけで十分楽しめるのだから。
まぁ可愛いものを可愛く見せるのは意外と大変なわけで。なかなか簡単に出会えるものでもないのが辛い。
来期アニメもこれくらい良質な日常作品があると良いのだが。