せい☆どく

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感想垂れ流し系

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金 第11話 「八真重護が決める覚悟」

冒頭「天災ちゃん可愛い」
本文「天災ちゃん可愛い」
総括「天災ちゃん可愛かった」
で終わらせたい。


そう言うわけにもいかないのでとりあえず最終話の感想。
と言っても今回もまた天災の知恵とハッタリで戦場がすごすご引き下がった、と言うなんとも締まらない結末しかないのだが。
今まで散々嫌なやつとして描写してきたんだから最後くらいこれでもかとコテンパンに鼻を明かしてくれることを期待したのに帰すのかよ!と。
まぁ対抗策がない以上ハッタリでもなんでも言って追い返す事自体は間違ってないのだが。そんなことよりギャフンと言わせたかったのが本当のところではある。
結局777殺しの犯人どころか手がかりを見つけることすらできず、ぽっと出の嫌なやつには逃げられ、天災との仲が進展したわけでもなし。
1クール終わったのに何も解決してない感満載で実にモヤモヤした最終回であった。だと言うのにCパートでさらに謎を振りまいてそんなに原作を読ませたいのかと。
伝え聞く所によると原作はもうちょっとセリフや描写が多めでアニメほど不親切ではないらしいがさすがにこのアニメ見て原作に手を出すかと言えば微妙なところではある。


総括。
作画だけは割と安定してたし可愛い子をきちんと可愛く描き続けた作画班は素直に褒めたいところではある。
ただ肝心の内容が終始勿体ぶっていると言うか勿体つけていると言うか、すっきりしない話を続けてきて最後まで雲をつかむような感覚にさせられたなーと。
劇的に面白いわけでも壊滅的につまらないわけでもない、ある意味一番真っ先に切っても良いような毒にも薬にもならない展開と言うか。なぜ最後まで見たかといえば切るタイミングを逃したとか言いようがなく。
最初に期待したのは愉快な仲間達によるドタバタトレジャーハント作品だったのだが仲間どころか主人公すら信用できないキャラばかりと言うのは見てて疲れるなー。
天災可愛いとは言ってきたもののその天災も何考えてるのかさっぱり分からないし。777に至ってはタイトルになっているにも関わらずヒロインであることすら放棄してるようにすら見えるし。
そんな777のために行動しようとしている15がますます何考えてるのか良く分からないキャラになると言う。ここがもうちょっと共感持てればまた違った印象を受けたんだろうけど。
いやまぁ人助けなんてごめんだと言っておいて人助けばかりしてる15のキャラクター自体が共感持たせるようなものじゃないし最初から無理な話ではあるのだが。