せい☆どく

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感想垂れ流し系

普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。 第12話 「【ろこどる】やってみた。」

友人3人もユニット組むか流川ガールズ入りすれば良いのに。


百合有りライブ有り地元愛有り、実に良い最終回であった。
さすがに優勝は無理だと思ってたから泡姫ガールズに負けるのはしょうがないと言うかそこは特に問題無し。
去年王者を打ち破って全国デビューまですると地元密着のローカルアイドルからもズレてくるだろうし良い意味で収まるべき所に収まったと言うか。
多少言葉が悪いとは言え泡姫ガールズもさっさと地元に帰ってイベント参加してきなベイベーと応援してくれたし最後まで悪人のいない優しい世界であった。
実際ろこどるフェスタで新曲発表した後に地元ソングで締めるのはまさにろこどるって感じで凄く良かったと思う。今まで描いてきた地元あってのろこどるを最後まで貫いた形だし。
もちろん新曲は新曲で悪くないと言うか予想以上に良い出来だったのだが。歌詞の地元愛っぷりもさることながら踊りもよく動いてたしまさに眼福。
なにゃこの微妙なヘタウマっぷりも良い感じにろこどるっぽかったし優勝はなくても準優勝か審査員特別賞くらいは与えても良いレベル。
強いて残念なところを上げるとすれば魚心君の中の人2人がやや地味だったことくらいか。
まぁ今回はあくまでろこどるフェスタなわけだしゆるキャラ運動会で既に目立ったことを思えばイーブンといったところかな。
最もあの時はゆい先輩しか出てなかったけど。


総括。
正直タイトルで物凄く損をしていると思う作品の1つだと思うこの作品。実際1話見るまではニコニコ絡みの作品かと勘違いしてたし。
それが蓋を開けば何とも堅実かつ可愛らしいローカルアイドル道を突き進む日常百合アニメだったとは。まぁろこどる活動が日常物かと言えば微妙なとこではあるのだが。
特に面倒くさい展開は起こらず、かと言って真面目やシリアスな部分がないわけでもなく実に良いバランス感覚で最後まで突き進んだなと言うのが素直な感想ではある。
多分「流川市を盛り上げるための活動」と一本スジの通った内容だったのが功を奏したのだろうか。アイドル作品って割とふわふわした設定や目標が多いから明確な活動理由のあるこの作品はちょっと珍しい。
この目標が変わらない限りこの作品は今後もずっとこのペースで進んでいくんだろうなと言う一種の安心感すら感じる不思議。
もちろん舞台設定や目標だけでなくキャラの可愛さも面白さの一環ではあることは言うまでもなく。レギュラー全員揃うのはちょっと遅かったけど4人ともほぼ横並びと言って良いくらい魅力があって最後まで飽きずに見られたし。
特になにゃことゆかりさんの組み合わせは理想的な女の子同士によるキャッキャウフフ具合であったなと。このくらいの距離感は実に心地良い。
原作量的には微妙なとこだができる限り2期やってもらいたいものではある。