せい☆どく

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感想垂れ流し系

六花の勇者 第12話 「解明の時」

8人目いたー!?(ガビーン
って感じのオチだった。


いやーまさかひめさまが7人目だったなんてなー。
と言うことはなくまぁ完全にバレバレと言うか露骨ですらあったのだが流石に動機の方は読めなかった。読めるはずもないあんな狂人。
50万の犠牲と言うのがあの世界でどのくらい多いのかはよく分からないけど少なくとも絶対上手く行かない事だけは分かるしただの脳みそお花畑なんだろうなと。
なぜこんなキチ行動に至ったかは原作読めってところなんだろうけど…最終回終わった後色々調べてたらがっつり最新刊までのネタバレも見てしまったのは痛い。
まぁネタバレを見てもなお面白そうな内容だし時間が出来たら手を出してみようかしらん。なぜそうなったかまではよく分かってないし。
しかし山のおばちゃんは最後まで脳筋な人であった…。ハンスが瀕死と嘘ついてまで地上最強を殺そうとしておいて嘘がバレた後に自分が犯人ではないは通らんだろう。
実際犯人ではなかったんだけどある意味犯人以上に厄介と言うか探偵物に出てくる無能な警察役と言うか。文字通り死にかけたのに笑って許すアドレットの心の広さときたら。
あとハンスはもっと褒められるべき。そりゃ姫様も一番警戒するよねって言う。基本的に男が有能で女が脳筋すぎるぞこの勇者達。
ただゴルドフだけは姫様のイエスマンだったせいかやや扱いが悪いと言うか見てるこっちが可哀想になるくらい落ち込んだままアニメ終わったのが何とも。


総括。
最初はよくあるお耽美系ファンタジー物かと思ったら人狼っぽい推理モノと聞いて興味津々。
結局は力技で解決する部分も多かったのだがなんだかんだでキャラに魅力はあったし良いアニメだったのではなかろうかと。戦闘シーンもグリグリ動いてたし。
その一方で物語としては結局1クール内輪もめだけで終わったわけだし好き嫌いの分かれそうな内容だなーとも思うわけで。これは小説で一気読みした方が楽しい作品だと思う。
実際映像にしたことで色々苦しい場面もあったろうし。姫様が石版割るシーンとか犯人でございと言わんばかりだったし。
どちらかと言えば地上最強がどんどん追いつめられる様を見る方が楽しかったかなーと。もちろんその後の逆転劇込みでの話だけど。
なんにせよ続きが気になる話なので前述通りそのうち原作も読んでみようと思う程度には良いアニメだったかと。