せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

ゆるゆり さん☆ハイ! 第12話 「満開桜に浪漫の嵐」

太正桜に浪漫の嵐。


と言うわけで締めくくりとしてはほど良い最終回であった。最後に相応しい話って何が残ってたかなと思ってたけどこう言う改変をするとは。
まぁ個人的には京子に無理に感動的な事言わせず普通にヌルっと終わっても良かったんじゃないかなーと思わないでもないけど。
それこそ結衣が陸上に誘われて京子がマジトーンになる話を最後に使っても良かったような。あれはあれでオチが弱いか。
それ以外は全員集合の花見やロボ絵リレーとキレの良い話が多くて見応え有り。と言うか前半が皆で、後半がごらく部だけなのは意図的な構成か。
どうせ先生も出すくらいなら生徒会長出しても良かった気がするけど生徒会ならともかくごらく部とはそこまで接点がないし無理に出すほどではないか。
見た目は好みなのに使いにくそうなキャラなのが実に惜しい。


総括。
1期2期と違って3期は製作会社が変わった影響か毒や勢いが薄かった印象。
あかり弄りはやりすぎ感があったしそれに比べればこっちの方が、と言う人もいるようだけどそれを抜きにしてももうちょっと勢いやギャグが欲しかった感はあるかな。
その代わり百合ましさが増量されてたけどゆるゆりの面白さはギャグとシュールさと緩い百合ましさのバランスだと思ってるのであまりどちらか片方に傾くのも微妙ではある。
多分1期2期と3期を足して2で割るくらいが一番良いんだろうけど流石に4期はないだろうしあまり贅沢を言うものでもないか。
あと若干不満の話になるのだが原作ネタの継ぎ接ぎはもうちょっと上手くやってくれても良かったかなと。
この話このネタがカットされてるな…まぁ尺の問題だからしょうがないか…と思って諦めてたネタが別の話にパッチワークされてて結構違和感ある場面多かったし。今回で言うなら石おみくじとか。
ゆるゆりは1話辺り一連の流れで起承転結が出来てる作品だけにそうやってネタを切った貼ったすると全体の印象も変わってくるし特に意図があるわけじゃないなら多用してほしくない手法ではある。