せい☆どく

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感想垂れ流し系

フレームアームズ・ガール 第12話 「ラストバトル」「君に贈るもの」

あおの名字がほしいです、のところでちょっと変な声が出た。
これは擬似的な結婚…。


いやー兎にも角にも実に良い最終回であった。
ラスボス戦自体はAパートで終わらせてBパートは日常回…と見せかけてそれぞれの旅立ちの話を描くとは。
まぁ全員出撃の総力戦も見たかった気がするのだがそこはそれ、各々のパーツが轟雷に集まってスーパーモードと言うのも悪くはないか。
どちらかと言えばバーゼパーツが多いせいでバーゼのコスプレした轟雷にしか見えなかったのは難点ではあるが。
今までそれとなく伏線を張ってた轟雷とのお別れも数十秒で処理した辺り視聴者の望んでいるものが分かっているなぁ。
その分Bパートでいきなり他のメンバーが自分だけのマスター探しをしたいと言い出したのはちょっと驚いたけど。
てっきりあおをマスターと思ってるとばかり思っていたのだがあくまで「轟雷と戦ったついでに居候してるだけ」だったのだろうか。
いやまぁ目の前であおの子供が…もとい名字が欲しいですなんてイチャイチャ見せられたら自分もそう思えるマスターが欲しいと思う気持ちは分からんでもないが。
若干湿っぽくなりそうだった雰囲気をぶち壊したのはなぜか始まる突然のライブと言う。これスタッフが完全にやりたいだけだ。
クリスマスパートで手書き作画の可愛さを見せつけたと思ったら3Dも負けてられんと言わんばかりに歌うわ踊るわと。
お互いのスタッフの意地を見せられたようであった。どちらも甲乙つけがたし…!
最後に続編っぽい意味ありげなカットがあったけど現時点では決まってないだろうし単にほのめかしただけかな。2期あるなら大歓迎だけど。


総括。
最初は何この武装神姫のパクリと思ったのも今は昔。実に良い販促アニメだったのではなかろうか。
キャラがカワイイのは当然ながら可愛さに胡座をかくことなく内容も十分はっちゃけていたと言うか凝っていたと言うか。毎回面白おかしく楽しませていただきました。
序盤にキャラを出すだけ出していったせいで描き切れるのか心配になった事もあったけど終わってみればどの子も埋もれる事なく個性的なキャラクターを遺憾なく発揮していたようだし。
強いて格差をあげるなら戦闘パートで若干物足りない子がいるなーってことくらいかな。そういう子は日常パートで活躍してたし総合的に見てトントンと言うことで。
特に感心したのはFAGの成長とあおの心境の変化だろうか。ただ日々をちゃらんぽらんに過ごすのではなく一緒に歩んで成長をしっかり描いていたからこその轟雷だし。特に2人の散歩回は屈指の出来栄えと言っても過言ではなく。
そう言えばなんであおだけが轟雷を起動させられたかについては…特に考えてないのかそれもまた設定の1つなのか。
とりあえず興味出てきたのでFAGどれか1つ買ってみようかなと。