せい☆どく

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感想垂れ流し系

あさっての方向。 第12話 「ここにいること」

良い最終回であった。もしかして戻らないんじゃないかと半分期待したのは秘密です。
あと作画に力が入ってたのは良いんだけど少し別人レベルまで突入してたような。


兄貴が決意しててアミノも後一押しあれば十分という展開なため、最終回にしては駆け足気味な内容だった。
というか国崎最高は決意が遅くアミノは今まで愚図ってたのは何だったってくらいあっさり意地張るのを止めたり男連中へちょすぎ。
その代わり女性陣の活躍が半端ないというか、基本的に男は蚊帳の外だったからしょうがないか。
すっかり仲直りして元の生活に戻りましたは良いんだけどこのままの姿なのかとわくわくしてたら従姉が石持っててご破算ですよ。
確か父親だかが考古学かそれ系の仕事って設定があったようななかったような気がしないでもないけど、いきなりこれはなぁ。
まぁ元に戻らなきゃ兄貴がガチロリコンの汚名を被ったまましょーこさんと付き合いなおさなきゃならないという問題が残るか。


総括。
原作が鬱レイプとかとんでもないことになってるからアニメはどうなるかと思えば良い意味で明後日の方向に進んでった。
1話のあいつがお前でお前があいつで展開は原作知識なかったから度肝抜かれたし、作画は終始安定して声優演技も良し。
ただ個人的には兄貴と性的なからださんとロリしょーこさんのちぐはぐトリオがなんだかんだで生活していく展開が好きだったんだが。
それだけに後半の家出展開はいつ解決するものかとやきもきしたものの、結局最終回まで引っ張ったのは残念至極。
というか兄がだらしないから相対的にアミノ君の評価が上がっただけで、本来はあんまり出て嬉しいタイプのキャラじゃないんだよなぁ。
微妙な伏線はあったもののアニメオリジナルキャラの従姉があっさり願い石を持ってたのもご都合というか。
正直戻らないであのまま生活してもそれはそれでご馳走であります、だったんだがさすがにそれじゃオチてないか。
ともあれ、駆け足やご都合とはいえ不満というほどの不満も起きずに特殊な設定の作品を描ききってくれたのは良かった。
自分に特殊な設定があるにも関わらず日常を暮らしていく展開スキーという属性を見出したのが一番の収穫だったやもしらん。
そしてからださんのエロましさは今期トップクラスでした。