株主に命令する社長…。
そんなわけで最終回であった。「良い」最終回とはちょっと呼びがたい展開ではあるが。
原作ではこのエピソードで穂波の評価がぐっと上がる話だったらしいけどアニメを見る限りとんでもない尻軽女にしか見えんなぁ。
怪しげな誘いにホイホイついていって男一人のために全てを裏切ったかと思えば本人がこれで良いよ的な事を言えば表面上は協力してた相手を背後から刺すような真似をするとは。
これでは真意はどうあれ社長のためというより自分が負い目を感じて苦しいから清算しようという感じしか受け取れないわ。
小説の方ではアディリシア人気のが穂波人気を上回るらしいけどアニメでの印象を重ねたらさらに差が広がることは間違いあるまいて。
最終決戦だというのに戦闘・魔法描写もいまいち盛り上がりに欠けて何時の間にか終わった感が激しい。
今回一番活躍したのって幽霊娘と猫屋敷さんだけじゃないだろうか…社長は相変わらずスデゴロだし。アディ秘蔵のアスモダイは特に活躍しないまま戻されたし。
総括。
なんで前半時系列シャッフルにしたのか結局分からないまま終わったなぁ。
ハルヒと同じ事をしたいのかと思えば後半からは原作通りではないとはいえシャッフルじみたことはしなくなったしイマイチ意図が読めなんだ。
話の方は割と面白かったけどアニメじゃなくて小説見た方が良いという意見が多かっただけに原作パワーなんだろうなという気も。
たまに面白い回はコメディ中心なのでアニメの方は極力シリアスやらずギャグだけやってたほうが良かったんじゃなかろうか。
言ってみればアニメ特有の動き、演出を活かせなかったのが敗因か。材料が良いだけに勿体無いと言わざるえない。
