せい☆どく

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感想垂れ流し系

恋姫†無双 第12話 「関羽、志を貫くのこと」

劉備がお預けなのを除けば良い最終回であった。


そんなわけで華蝶仮面の正体はM7○星雲からきた宇宙人によって命を落とした趙雲でしたと。
…ではなく劉備の正体はやっぱりそこらのチンピラでした。
黄忠の娘を誘拐した時に出てきたミステリアスっぷりとは比較にならないくらいへちょい最後だったなぁ。
EDにも劉備?ってはてなマークついてたし偽者だとは思うんだけどぶっちゃけあれが劉備だとしても特に問題はないんだよね、話的に。
劉備抜きでも関羽を中心に五虎将が揃って話をいくらでも作れそうなもんだし。ただ騙されやすいので人を率いる才はなさそうだけど。
それにあんな曲者連中を纏めてたら関羽がますます老け…もとい母親扱いされるだろうし。劉備的なポジションのキャラが早急に必要ではあるか。
というか現役母親してる黄忠がいつの間にか戦いに加わってたけど結局どういう流れでああなったんだろう。
説明は後とか言ってたけど結局しないまま終わったし。まぁ偶然居合わせた的なものでいいだろうけど。
しかし最後に汚名挽回したものの関羽は前話、今話で若干株を下げた気がしないでもない。拠点が襲撃されなかったらあのまま偽劉備に篭絡されてたろうし。
長坂橋ばりの立ち振る舞いを見せた張飛曹操に頭を下げてまで兵を借りた馬超、美味しいとこ総取りの趙雲に比べたらあまりにアレだし。
まぁいまいち活躍の少なかった黄忠孔明に比べると最後の最後に暴れた分マシなのかもしれないが。孔明は実際戦えないからしょうがないとはいえ。


総括。
エロゲ原作アニメなんて動かない作画悪い話は適当の三重苦というイメージが強いけどこれは中々ツボにはまった作品だったなぁ。
三国志という慣れ親しみやすい題材と自分が女体化に抵抗がないこともあるけど話の緩さがポイントであったか。
ゲームの方はどんなものか知らないけど余分な前知識がない分楽しめたのかな。原作プレイヤーも原作相違点を気にしてないくらい受け入れてたっぽいけど。
やはり「男なんていらねぇよ」ばりに主人公削除して百合濃度を強くしたのが勝因だろうか。
ただ最後の偽劉備は…賛否両論になるだろうか。
同じ偽者でも劉備が女で曹操ばりのレズキャラだったら関羽の寝取られも笑って見れたのだが。
あと最後に真劉備でも男主人公でも良いけど偽劉備の代わりとなる存在を出してくれた方がオチとしてはすっきりしたような。
さすがに2期なんてないだろうし、あとこの世界観を楽しむとしたら真・恋姫†無双を買うくらいか。悩ましい。
ちなみにお気に入りのキャラは孔明趙雲文醜顔良の4人。袁家2枚看板は2人でセットのようなもんだけど。