せい☆どく

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感想垂れ流し系

GA 芸術科アートデザインクラス 第12話 「ヘクセン・ケッセル」


最後まであーさんかわかわ。


そんなわけで良い最終回であった。
前半は1人欠けたGA組と言ういつもとは違う方向性の切り口が、後半は闇鍋のカオスっぷりがどれも良い感じに面白かった。
予告だけだと闇鍋だけで他に何やるか分からなかったけどここでナミコ母さんの風邪話を入れてくるのはなかなかに上手い。
しかし本当にナミコさんがいないと突っ込み役不在の歯止め利かないチームになるんだなぁ…キサラギだけじゃ突っ込みきれないと言うかそもそもこのメガネもボケ体質だし。
そして後半の闇鍋は基本まったり見ることが多いこの作品において爆笑レベルまで笑わされたお話であった。鍋やるベー。
トモカネの女の子だけじゃーってくだりは自虐なのかギャグなのか。そこらの男より男ましいけど確かに。
切った具材が出てきた時は割と普通の鍋じゃないかと思ったがチョコだのメロンパンだの入れる様はまさにカオス鍋。最終的にカレールーを入れれば何とでもなると言うのは名言だなぁ。
会話のやり取りも打てば響くようなテンポで進んで心地よく見られたし、終わりっぽくない終わり方もこの作品らしいものだった。
美術部組も割かし無理なく出演できたし原作もほぼ消化済み、1クールでやり切れることは全てやった感じか。
特別EDがまた良い感じに耳に心地よい、5人全員の歌ではなかったけど。


総括。
1〜2話見た時はちょっとテンポと言うか見せ方がざっくばらん過ぎやしないかと思ったものの回を増すごとに描写が上手くなっていって気づいたら今期トップクラスの楽しみ作品に。
まさに自分が好きなほのぼの日常アニメを表現したかのような作品で文句のつけようもない。多少の薀蓄も良いエッセンス。
あまりに能登ましい戸松演技も慣れてくればこれはこれで悪くないと思うようになったし、そのほかも基本声優で首をかしげるようなキャストは皆無。ノダ姉は別として。
まぁ何にせよあれだ…次は同じスタッフでクロでお願いします。