せい☆どく

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感想垂れ流し系

宙のまにまに 第12話 「星空ループ」

こちらも最後までまったりした作品だった。


と言うわけで最終回。
まぁ夏目友人帳じゃないけど毎回良い最終回だった、と言いたくなるような話ばかりだったのであまり実感はないのだが。
何か色々なサブエピソードが映像特典として使われるせいか季節の進み方が半端なかったなぁ。
冒頭はこの作品にしては珍しくお色気気味というか湯気のほとんどない温泉シーンでサービスはあったものの途中からはいつもの星見大会。ポロリはないよ。
どちらかと言うと見せ場的なところは部長同士のキャッキャウフフにあるだろうか。妙に高そうな店で食事して最後はテラスで町並みと空を見るとかどんだけロマンチックだ。
大学まで一緒らしいし一番の勝ち組は部長であったか…!こういういちゃつきっぷりを主役サイドでも見たかったのだがまぁしょうがない。
そんな主役側は土星を眺めてほんわかしつつ新入部員を入れるためドタバタしながらの締め。
1話と同じことをメンバーが増えた1年後にまたやる、というのは確かにサブタイ通りのループっぷりであった。


総括。
勢いやテンポの良さはあるもののあくまでやる事は一貫してるのでそういう意味では安心して見られた。
まさに星に始まり星に終わると言うか、これ見た後はなんとなく空を見上げたくなるような気がしないでもない不思議な感覚に。
ただあまりに安定してることとやる事が似通ってるせいか多少盛り上がりに欠ける気がしないでもなく。あとったまにデジャブったり。
中盤までは色事と言うか恋愛パートやってるかと思ったけど後半はそういうこともさっぱりなくなってたし。その辺は原作でってことなんだろうけど。
とかく、落ち着いて見られる良い作品であった。