せい☆どく

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感想垂れ流し系

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 第08話 「俺の妹がこんなにアニメ化なわけがない」

今回はオブラートと餃子の皮に包んでお届けします。


いやー、1話キンクリされたかのような展開の早さにただただ唖然とするばかりだった。
確か前回妹の小説が出版社の目に止まったので取材のようなデートを楽しんだとこまでは覚えているのだが…。
それがいきなり出版どころか大人気小説につきアニメ化決定と。いくらなんでもトントン拍子すぎる。
まぁ編集が言ったように女子中学生のラノベってところが話題になったのだとしてそこは受け入れるにしても。そこをどうなんだと言っちゃ話が進まないし。
ただせめて親の反応くらいは見たかったなと。自分の娘が気づいたら小説家でアニメ原作者とかあの父親の反応を見てみたかった。
この辺原作では…と思いきやそもそも今回アニメオリジナルだったという。通りで。
原作改変なんてしちゃなんねぇって話を原作改変したアニメでやるのはアニメスタッフのジョークなんだろうか。今回はあくまで原作者の意にそぐわない原作改変を、だけど。
本来小説の盗作ネタで話が進む予定だったらしいけどこれは最近パクリ小説が世に出てしまったから自粛したのだろうか。具体的には俺と彼女が以下略。
しかしアニメスタッフの態度に問題があることは事実だがこの出来事に兄が出て行くのはさすがに過保護すぎると思わないでもない。
親や友人相手に啖呵切るのはまだ身内のナァナァ部分があるけど仕事をする上で妹だから何だと言われてもだからどうしたで切り捨てられるのがオチだと思うんだけどなぁ。
言ってみればスタッフも桐乃も業界人であり商売をする上でのパートナーであるんだからそこに肉親の情を語られても。
故に今回は何時ものように兄が裏で話を済ませるのではなく妹が自分の力と言葉で乗り切るべきだったと。せめてもうちょっと相手に対して説得力のある理屈をば。
そういう意味ではまだ口は悪いが黒猫の言った言葉の方が説得力あった気がしないでもない。売れないラノベ作家上りが勝手に売れてる小説を改変してんじゃねえよ、みたいな。
そもそも購買者は男が多いので主役も男にしましょうとかいっそ別の場所を舞台にしましょうとかオリキャラ投入ってレベルじゃないぞ。
何が理由で売れてるのかは分からないがその売れてる小説を構成する大事な要素をとっかえたら既存ファンが失望するのは目に見えているわけで。
あんまりスタッフを悪くして子供側が正しい、みたいな話にするのもどうかと思うけどこれはいくらなんでもなぁ。


要するに黒猫可愛い。