最後まで良い山田だった。
そんなわけで良い最終回。この作品は毎回そんな感じではあるが。
終盤に向けての自分発表会はあまりノリきれなかったというか盛り上がりについていけなかった感はあるがこれはきっと自分が汚れているからだろう、うん。
まぁぶっちゃけ言うほど作中で盛り上がったわけでもなし、ある意味平常運転と言えば平常運転ではあるのだが。
派手に見せ場を作るわけでも無理に急展開するわけでもない落ち着いた良い話だった。最後いきなり泣き出したのはともかく。
総括。
植物のような作品であった、良い意味で。
OVAからの続き物で話が展開していったのだが初期の話を見ても見てなくてもついていける安心設計はさすが日常系と言うか。
ぶっちゃけ日本版ARIA、あるいは広島版ARIAみたいなものではあるのだがあれほどファンタジー混じりでないのも面白い。どっちが上かという話ではなく。
ただ途中から明らかにカメラ云々の話がなくなっていったのが気にはなった。主人公だけでなく他のキャラも…というか主人公の出番こそが少なく他に割く話が多めというか。
多分OVAで楓の描きたいことは大体描いたしTVアニメ版は余録みたいなものだったんだろうけど、嫌なキャラがいないのでそういう形式でも特に問題はなかったかな。
