おっちゃんが美少女だったらヒロイックストーリーにもなったろうに。
そんなわけで良い最終回…もとい良い俺たちの戦いはこれからだ！であった。
原作がまだ終わってない上に1クールではオリジナルに寄る路線変更も難しいだろうけど最近にしては実に清々しいまでの続きは原作でねENDだなぁ。
一応描くべき範囲の内容は描ききったしそれ自体に問題があるわけではないのだが。
ただ一応のラスボスが友人でも医者でもなくおっちゃん、しかも最後は自爆というのはやや盛り上がりに欠けると思わなくもなし。
まぁ本当の見せ場は坂本とヒミコが結ばれたことなんだろうけど。これがネトゲ婚…。
最後は何かトラブルがあった、というか坂本の知り合いがわざと起こして一騒動ありそうなところで引きとか続きが気になる描き方をしてくれちゃってまぁ。
原作がどこで連載してるのかも知らないしちょっと調べてみようかしらん。
総括。
やってることはリアルボンバーマンなのだが実際の内容は悪く言えば地味、よく言えば堅実ではあった。
あくまで爆弾が異質なのであって登場人物は異世界人でも未来人でもないただの現実の人間だからそうなっても不思議ではないのだが。
爆弾にしても明らかにオーバーテクノロジーな設定を除いては特におかしなところはない…まぁ警察や政府が絡んでないとそのうち大騒ぎになるだろってツッコミはあるだろうけど。それとも絡んでいるのだろうか。
ともあれこの作品の本質はそこではなく極限状態における作中キャラの行動を見ることなので細かいことは気にしないでおこう。
そういう意味では主人公である坂本は嫌味もない普通の好青年であったなと。引きこもりゲーマーが嘘のような身体能力に気遣いスキルだし。
特におっちゃんに対しては何もそこまで腰を低くしなくてもと思うような発言や行動ばかりで。最初に組んだ相手ってのもあるんだろうけど。
後は露骨な主人公補正がなければ、と思わなくもないがここまでくるとそれもまた1つのギャグなので良しとしておこう。
