せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

猫物語 黒

久々の忍野。次に出るのは傷が先か傾が先か。


まず先に言っておくけど凄く面白かった。偽物語より面白かったと前置きしてからシャフトに対して一言言っておきたい。
これやるんだったら何が何でも2012年中に傷物語やっとくべきだったんじゃなかろうか、と。
忍とのアレコレや羽川との馴れ初めあってこそこの話なのにそれをやらずにこれをやるのは勿体無いと言う他ない。自分は知ってるけど知ってるからこそ勿体無い。
そもそも偽物語の前にやっておくべきだったのに気が付けばあれよあれよと2013年に突入してるわけで。まぁその分力入れて作ってると好意的解釈できなくもないが…単にスケジュールいっぱいいっぱいっぽいからなー。
それはともかく猫物語(黒)。羽川受難の日々の最初…ではないか、正確には傷から受難のようなものだし。2番目ってことで。
ここから化物語つばさキャットに続き猫物語(白)に繋がるわけで。本当にご苦労様と言う他ない、原因が羽川自身だとしても。
しかしまぁ女子高生らしからぬまっすぐした気持ち悪さが怖いのは分からないでもないけど羽川の親もアララギ君もちょっと怖がりすぎではないかと。半裸の妹に抱きつくほどか。
その辺大げさに描写せずもうちょっと淡々と描いてくれればこちらものめり込めたと思うのだが作中で大騒ぎされるとちょっと大げさじゃないかと冷めないでもない。
まぁそこを除けばすでに終わった話にしては十分楽しめた内容だった。小説で読んだ時は化で語られた以上の内容があまりなくてちょっと退屈に感じたものだが映像で見るとまた違って見えるなぁ。
やはり神谷浩史の熱演に寄る部分が大きいのだろうか。そういう意味ではセカンドシーズンは阿良々木暦が語り部でない作品が多くてちと心配なのだが。