せい☆どく

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感想垂れ流し系

<物語>シリーズ セカンドシーズン 第21話 「恋物語 ひたぎエンド 其ノ壹」

最後の物語と言いつつまだまだ続刊中な物語シリーズ


今回の語り部はタイトル通り戦場ヶ原…ではなく貝木泥舟
本人の胡散臭さと三木眞一郎の演技が相まって実に良い語り部っぷりであった。これほど胡散臭い喋りも珍しい。
こういう事言うと何だけどガハラさんには気の多い吸血鬼男よりこっちの詐欺師のがお似合いなんじゃないかな。いや本当に。
内容だけ見ればガハラさんが貝木にお願いしに来ただけの話なのだがどちらも会話が尖ってるせいかダラダラ話してるだけでも十分面白い。
前回は八九寺が消えるという後味の悪さ、前々回はラスボスである撫子の言い訳がましいナレーションが続いていたので久々にトークだけで楽しませてもらった。
しかし貝木のトイレでの自問自答は依頼を受ける理由探しと言うより自分を説得してるように聞こえてすっかり印象が変わったなぁ。
善い人ではないが人が良いと言うべきか。お人好しってわけではないのだが。