せい☆どく

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感想垂れ流し系

勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。 第12話 「勇者になれなかった俺は就職を決意しました。」

ヤマダだけじゃなくて富士ゼロックスまでこんな扱いか。


展開としては予想通りと言うかありきたりではあるけど下手に奇を衒わない分安心して見れる良い最終回であった。
結局叩きこまれた社畜根性で戻ってきましたと言うのはまぁ色々アレではあるのだが労働推奨アニメなのでしょうがない。いや別にそれだけじゃないけど。
ただ黒幕?のヤマダが結局何のダメージも無し…どころか明確な描写ほぼ無しの投げっぱだったのはちと残念ではあるか。
原作もまだ続いてるらしいしそっちが全部終わらないことにはしょうがないんだろうけどあれだけ嫌味言ったり暗躍してた結果がこれではやや物足りなくもなる。
せめて武具を購入して赤字になった、くらいのシーンでもあれば良かったのだが。それを言うなら今回の実行犯である勇者志望の2人組も入院しましたで終わってるけど。
最後はオールAも同僚になってタイトルからしぶしぶが消えて終了と。原作が続いている1クール物としてはこんなもんかな。


総括。
タイトルだけ見てゲンナリするラノベが多いけど実際見てみないことには評価できないもんだなーと言うのが正直なところ。
そもそもラノベのタイトルは編集がつけるらしいしそれが本当なら作者に罪はないのだが。
内容としてはフィノに焦点を当ててそれ以外がただの舞台装置と言う割り切りが良かったんじゃなかろうか。
お色気はあっても無理に恋愛やハーレム方面には進んでない…まぁ原作最新話はどうか知らないけど、そういうさっぱりした雰囲気も悪くはなし。
特に作画が良いと言うわけではないが戦闘シーンも良く動いてたし。当初ははたらく魔王さまと比べてたけど良い意味で差別化できたと思う。
ただ2期は多分ないかなって。