せい☆どく

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感想垂れ流し系

東京レイヴンズ 第24話 「to The DarkSky -魂呼-」

最後なのに3分も喋ってないメインヒロイン。


そんなわけで良い最終回…と言うよりはむしろ良い第一部完であった。
原作だとここから夏目に主人公が変わってあれこれする話と聞いたがさすがにアニメではやらないだろうなぁ。
調べてみるとこれ以降も色々面白そうだし気が向いたら原作読んでみようかしらん。
それはさておき本編の話。まさか大友先生に片手間であしらわれたチンピラがラスボスとは思わなかった。
一応力を封印された状態らしいのでアレが全力ってこともないだろうけどもうちょっと見栄え良いボスキャラはいなかったんですかね!小物とは言わないけど風貌や発言がチンピラすぎるのでどうにも。
それに引き換え大友先生の頼もしさときたら。最終的に芦屋道満式神化とかどこまで強くなるのだろうこの人。
傍から見ても危ない橋を渡ってるってレベルではないし道満の言う通り自身の切り売りっぷりが完全に主人公のそれだし。敵でなくて良かったと言うべきか。
と言うか最終回なのにチンピラ退治は式神任せで自分は気絶してたとか夏虎君は本当に最後まで見せ場なかったな!
やった事と言えば夏目復活させてキスしてグッバイしたくらいか。それはそれで十分凄いんだろうけどもうちょっと派手な見せ場もですね。
あ、ちなみに覚醒途中のコンが一番好みでした。完全覚醒はBBAだ、食べられないよ。


総括。
いやー最後まで主人公以外が強い作品であった。
秋虎君も偉人の生まれ変わりとか隠された才能とかいくつか主人公っぽい要素もあるんだけど如何せん周囲が強すぎた。
生半可な事しても敵わないどころか見せ場や出番すら奪われるしたまに見せ場があると思ったら何の恨みがあるのか作画が悪かったり演出が変だったりそもそも原作からカットされてたり…。
確かに強い大人や格好良い脇役がいる作品は好きだがもうちょっとこう手心と言うか。ぶっちゃけ活躍の度合いならレッツパーリィしてた冬児のが上だったんじゃ。
活躍と言えばチンピラと同じ十二神将の割に味方になった途端微妙なNPCキャラのようになったちんもぎちゃん。こっちは封印解除されたはずだがあまり強さが印象に残らなかったなぁ。
まぁそれでも出番があるだけマシではあるか。終盤の夏目は文字通り死んだおかげで最後の印象がピロートークでしかなかったし。
後遺症として恋愛感情が無くなってますが無害です。おっとこれは違うハナザーさんキャラだった。