せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

グリザイアの楽園 第十話 「ブランエールの種VI」

見てる最中色々考えてたのに最後の姉の義手オチで全部すっ飛んでしまった。
あれズルいって。


と言うわけで良い最終回であった。
残りの尺的に大したバトルは出来ないだろうなーと思ってたけど中ボスとラスボスをそれなりにバトりながら一気に消化してくれるとは思わなかった。
下手すれば適当に会話しただけでBANGみたいな展開も考えてたのでおおよそ満足行く展開ではある。
まぁ薬なんか使わないと言いながら結局使わないとクローンに勝てなかった辺り若干ダサい気もするけどそれはそれとして。
そう言えば真のボスを存在ごとカットしたらしいけど原作プレイヤーからは良くやったとしか言われてないし多分ストーリー上問題ないカットなのだろう。
腹刺されたり近くで核が爆発した割にやたらピンピンしてるのはどうかと思うけど今更その辺を突っ込む作品でもないし純粋にハッピーエンドを喜ぶとしようか。作品が作品だけに主人公死亡ENDもありそうだったし。
最終的に何もかもほっぽりだして南の国でハーレムと言うのはファンディスク的な内容としてはそんなものかなと。
特定のヒロインとくっつく流れではないしましてや姉とくっつくわけにもいかないしベターなオチではある。
何かボッチが若干正妻面してたけど1話で適当に消化されたとは思えぬ女よ…。


総括。
内容的には分割2クールなんだろうけど正直1クール目と2クール目で毛色が違いすぎて別作品を見てるような気分であった。
ギャルゲとかでよくある人気があったからファンディスク作ってみましたーみたいな。全てのヒロインルートを通った上でのグランドルート的内容ですよみたいな。
アニメだとほっといても全ヒロイン攻略してるので違和感はなかったけど本来そういう全ヒロインルート攻略済み〜みたいな良いとこ取りのアフターストーリーってそれこそファンディスクでないと出来ないだろうしなぁ。
しかし1クール目はまだ個別攻略してた分ギャルゲ原作の体裁を保っていたけど2クール目の血と硝煙溢れる展開はそこだけ見た人がギャルゲだと気付けるのかどうか。ギャルゲもラノベも一緒と言えばそれまでだが。
それが許される、と言うか受け入れられるのも主人公に一定の魅力があるおかげだろうか。櫻井孝宏声を差し引いてもなかなか面白いキャラしてたしユウジ。
惜しむらくはキャラがあまりに濃すぎて濡れ場が全然エロくなかったことくらいだろうか。些細な事ではあるが。
あとこの作品のベストヒロインは何と言っても姉。次点でちるちる。