せい☆どく

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感想垂れ流し系

スケッチブック 〜full color’s〜 第13話 「ひとりぼっちの美術部」

実に良い最終回であった。2期はまだ?


前半は美術部でお花見、後半はタイトル通り一人で部室にいる時に次々部員が現れるという賑やかとしっとり、どちらも最終回に相応しい内容であった。
とりあえず原作読んでるくせに大庭先輩の存在は完全に忘れてたのは秘密。中の人が能登なのに最終回限りの登場とは実に勿体無い。
空の絵はアニメだからだろうけど実に二次元的というかアニメーターになったら良いんじゃないですかねと思ってしまうような芸風だ。
しかしせっかく一人一人連想しながら描いてたたのにケイトから一気に省略された気がしないでもない。人気と不人気の差だろうか。
最後の交差点はぶっちゃけ交通事故かなぁと素で思ってしまった。いやだって車がびゅんびゅん走って信号が変わりかけてたから。
ほとんど呟きでしか会話しなかった空が大声で友人を呼んだり自己紹介の時にスケッチブックを使わず口頭で答えたのは成長を感じたなぁ。
いやまぁそのくらいで成長かと言われればアレだが。人それぞれ成長速度がある以上あれはあれで良いんだろう、多分。
エンドカードでのARIAへのコラボは軽く吹いた。


総括。
原作のシュール4コマっぷりの面影はほとんど残っておらずまさに「陸ARIA」といった内容ではあったが、こういう雰囲気アニメは気軽に見られるので実に良い。
反面ネコ回みたいな暴走できる話は原作通りかそれ以上のシュールっぷりを持って表現してくれた感じ。無駄に豪華すぎる声優のおかげでもあったんだろうけど。
同じ美術系の作品と言う事で当初はひだまりスケッチと比べてたとこもあったけどあっちに比べればこっちのがまだ美術ネタは多かったかな。一般的な美術部員がどういう生活してるのか知らないので参考にはならないが。
何にせよ来期からはARIAがある事だし、雰囲気アニメが継続して放送されるのは実に望ましいところ。ARIA3期終わったらスケブ2期やらないものかな。