せい☆どく

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感想垂れ流し系

それでも町は廻っている 第12話 「それ町」

おらは死んじまっただ。


こういう真面目な展開もできるのがこの作品の器の広さではあるんだろうけど、最終回はもっと明るく楽しい話が見たかったなぁ。
このクリスマスシーズンにここまで真剣な話を見せつけられるとは思わなかった。つまらないわけではない、むしろ面白いのだが…何というか。
天国話は興味深かったし日本のあの世はやはりお役所仕事というのもお約束のような展開で笑いはしたのだが人の死がネタ元になってる以上引っ掛かりを覚えるのはしょうがないことか。
まぁ何にせよ最終回にはふさわしい内容だったんじゃないだろうか。この手の作品だとなかなか終わりらしい終わりのある話って少ないだろうし。
あともっと紺先輩の出番を多めにですね。この作品で一番好きになったキャラやもしれない。


総括。
序盤の展開が嘘のように尻上がり的に面白くなっていったのはシャフトが慣れたのか視聴者が慣れたのか。
あるいは出演者が慣れたという線もあるか。明らかに序盤と後半で演技の質が変わってるように聞こえたし。小見川ボイスは摩訶不思議。
話の方は今回みたいな真面目系から完全ギャグ、SF(少し不思議)からコメディ、恋愛などまさに八面六臂の大暴れ。未来人、宇宙人ときたら後は超能力者さえいれば完璧であったろうに。
多分ありえないけど2期があるならまた見ても良いという気分にはさせられた作品だった。原作はまだあるっぽいし。