せい☆どく

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感想垂れ流し系

聖闘士星矢Ω 第97話 「闘いの果て!光牙よ、伝説となれ!」

元ロリゲットでタイタン大勝利!希望の未来へレディーゴー!


やや駆け足気味と言うかやたら物分かりの良いラスボスのおかげで妙な肩透かし感はあったものの。
まぁ終わってみれば良い最終回だったのではなかろうかと。神同士の争いなのにあまり死人も出てないし。
しかしまさか牡牛座が教皇になる時代がくるとはなぁ…スタッフの中核に牡牛座がいるとしか思えないこの優遇っぷり。
様々なメディアで聖闘士星矢が展開しているけどここまで牡牛座を持ち上げた作品は過去にも未来にもΩだけだろうなと。断言しても良い。
いやまぁ教皇なんて面倒な仕事を押し付けられた感はあるけど本人も骨を折るのが趣味だしお似合いじゃないですかね。今後は他人ではなく自分の骨を折ることになるらしいけど。
一方の光牙はオラには何もねぇから自分探しの旅さ出るだと100話近く続けてきた作品の主人公とは思えない発言。
確かに1期は訳の分からない闇の小宇宙とやらに翻弄されてただけだし2期は元祖青銅や黄金聖闘士の影に隠れてまったく目立たない主人公っぷりではあったけど。
最後の戦いにしてもΩだなんだ言いつつ結局は他人の力を借りた上での勝利なわけで。借り物の力でドヤ顔する光牙は正直どうかと思いました。
どうかと思うと言えば数発殴り合ったら和解するサターンもどうなんだろう。星矢世界の神のくせに物分かりが良すぎるぞ。
結局昴として戻ってこなかったのは意外と言うかそっちの方が良いと言うか。別人格ってわけじゃなくてあくまでサターン本人だから戻るわけにもいかないだろうけど。
おかげで相方のいなくなった光牙はエデンとふたり旅することになりましたとさ。
え、光牙の相方は蒼摩?知らない聖闘士ですね…。


総括。
正直2期制作はスタッフにとっても寝耳に水と言うか本来想定してない続編だったんじゃないかなーと。
世界放浪して仲間達を集めるパートやパラスベルダの尋常でない巨大っぷりを見る限り尺稼ぎに奔走してたっぽいし。
ぶっちゃけ東映の税金対策枠ですよねこの時間。でなきゃ星矢の次の後番組に暴れん坊力士松太郎なんてニッチ作品やるわけないし。
いやまぁそのおかげでこのご時世に星矢の新作を見られたのだから良しとしておくべきか。色々突っ込みどころや不満点もないではないがそれなりに楽しませてもらったし。
ただ上でも言ったけど2期になってからの主人公の影薄さっぷりときたら。確かに星矢は原作からして主人公より黄金に人気が集まった作品ではあるが何もそこまで真似しなくても。
個人的に2期の光牙…と言うか青銅組は7人揃って行動することが多く個人個人の持ち味やキャラクターがほとんど見せられなかったのが悪いと思う。
そりゃ基本一騎当千な黄金に人気が集まるのもしょうがないなと。だってまとめてやられるか集団リンチしかしないんだから主人公一行。
ここまで書いた時点で1期分の総括書いてない事に気づいた。そもそも1期最終回の感想自体を書いてなかったような。
まぁ良いか。