せい☆どく

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感想垂れ流し系

ベイビーステップ 第16話 「野獣と主導権」

侮られていた主人公が強敵に認められる展開は実に良い。


俺の予測はもはや予言だと言っても通用するエーちゃんの分析能力。
綿密なデータ収集能力と常人離れした視力あっての合わせ技とは言えスポーツ作品の主人公らしからぬ特性ではある。
まぁそれらを駆使してもなお実力と経験不足の差を埋めるには至らない、と言うか相手が自分の欠点を自覚してパワーアップしてくる始末。
この辺からエーちゃんの相手を成長させる特性が出てきたんだっけ。相手の嫌な部分を的確に突きすぎて逆に相手がそこを改めてしまうと言う痛し痒しな諸刃の刃。
もっとも並の相手じゃすぐに弱点矯正なんて出来ないだろうし対応してくる相手は対応するだけの実力があるってことなのだが。
これがあるからエーちゃん将来はプロじゃなくてコーチになりそうって思っちゃうんだよなぁ。原作最新話でもどの道に進むのか決まってないけど。
しかしエーちゃんの何が凄いってあれこれ考えた作戦をあっさり覆されても「そういうこともある」で気持ちをきっぱり切り替えられるのが本当に凄い。
実力が劣っていると認めている上で策を弄するのにそれが通用しなくても挫けず他の手を考える辺り本当に鋼のメンタルすぎる。