せい☆どく

せい☆どく

感想垂れ流し系

僕だけがいない街 第十二話 「宝物」

クッションがあったとしてもリハビリ直後の病人には死ぬほど辛そうと言うか健常者でも辛そうだ。


いやー実に良いクレイジーサイコホモENDであった。
…いや本当にこのオチはちょっと予想外と言うか。最後に愛梨出てこなかったら先生がヒロイン化まであるところだった。
てっきり屋上に仲間を配置しておいて先生にベラベラ悪事を吐かせた上で確保!かと思ったらまさか分かり合う展開になるとは…。
自分のようなサイコを完全に理解してくれる相手を愛憎越えて大事に思うってのは正直分からないでもないけどそこを突いて半ば自首に追い込むとは思わなかったなぁ。
いやまぁあくまで半ばであって事前にクッション配置しとかなきゃ本当に心中するつもりだったけどこの男。愛憎ではなくシンパシーと言った方が良いのか。
もちろん殺人犯であることには変わりないのだがある程度の矜持と美学を持った人間だったのかなと。事前のハムスター理論のおかげで突拍子のなさはあまり感じなかったし。
元の時代には戻らなかったし15年眠り続けた事実は残ったけどまぁぶっちゃけ元々は三十路前の大人なんだしもう1度小学生やりなおせと言ってもなんだから調度良いタイムスリップと思えば。
メインヒロインもやってきたことだし!


総括。
最初は内容以前に主人公の声微妙だなーと思っていたのだが1クールのうちにここまで変わるものかと。
聞き慣れた、と言うにしては子供時代が長い分あまり聞く機会がなかったし本当に上手くなったと思っても良いのだろうか。声張り上げるとまだ微妙な引っかかりは残るけどこれはこれで味かと。
結局リバイバルってなんだったんだろうとか現代編色々カットされたせいで愛梨のヒロイン度少ないなーとか気になるところはあるけど1クールでまとめるならこれでも十分か。
まぁリバイバルに関してはぶっちゃけそういう舞台装置です以外説明しようもないのだが。先生のアリバイ工作もそうだけどその辺は深くツッコムところではないと。
やはりループ物は面白い。