主役不在でも面白いのは良いのか悪いのか。まぁ良いか。
前半は山崎春のパン祭り。これが言いたいがためだけの話だった気がする。
何の因果か現実ではまさに中止中…かと思いきや25日から再開してたのか。それこそ何の因果だ。
元から聞いてて妙に不安になる声音の山崎が日を追うごとに病んでく姿は少し気の早いホラーのようだった。特にあんぱん連呼のシーン。
しかし実際1ヶ月あんぱん生活なんてやらかしたら人体にどんな影響が出るのやら。頭が取れて僕の顔をお食べよ、くらいはできそうな気がする。
後半は近藤さんことゴリラ回。この人は致命的なストーカーという部分さえ目を背け耳を閉じれば良い人ではあるんだよなぁ。部下の面倒見は良いし。
そもそも金が無ければお妙さんの仕事場にあれほど通いつめることもできない辺り十分地位も権利も高いと思う、このゴリラ。
それでなぜ幸せになれないのかと言えばもう作者に言うしかないレベル。報われないからこそ良いとも言えるのだが。
