せい☆どく

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感想垂れ流し系

NEW GAME! 第12話 「ひとつ夢が叶いました!」

開発関係者が販売店の前でラスボスネタバレ。
拡散しなかったから良いと言うわけでもないような。


ゲームも完成したことだし最終回どうするのかなーと思ったらなるほど発売日&打ち上げ会ときた。
ゲーム業界人じゃないから詳しくは知らないけどそんじょそこらの木っ端ゲーじゃあそこまで大々的にやらないだろうし結構な大作だったのだろうか。
そもそも3作しか出てないのに1作目が7年前って結構間が空いているような。実際のゲームでそのくらいのペースの作品って言うと…何があるかな。
大体2〜3年に1作出て最新作がこれほど人気と言うのもちょっと想像がつかない。そもそも最近はあまりゲームショップで並ぶってこともないだろうし。
まぁあんまりリアルではリアルでは言ってもリアルめくらになるしそういうものだと思っておこう。
しかし最後の最後で青葉とコウの関係を掘り下げるとは思わなかった。新入社員を辞めさせてしまった過去を持つ上司に対して一緒に働けて良かったと部下が言ってくれるのは実に救われたろうなぁ。
百合だの友情だのではなく仲間意識とでも言うのだろうか、ここまで良い話で終わるとは思わなかった。Cパートのオチはさておき。
おかげで…と言うわけでもないが最初に先輩キャラっぽかったひふみんが目立たないまま終わってしまったのはちと勿体無かったけどいつか続きがあると信じて。
そもそも会社のどの先輩より部外者のねねっちの方がやたら目立ってたような。


総括。
最初はジャンルが違うけど白箱みたいな業界実録物かなと思いきやあまり仕事してるシーンはなく。
むしろ「女の子だらけの学園生活」の舞台がそのまま会社になっただけだなと言う印象。いやこの印象は今もあまり変わってはいないけど
仕事をしているようには見せかけてるけど全体の工程や細かい作業が映されるわけじゃないし雰囲気を味わうだけのいつものきらら作品かな〜と若干侮った時もあったのだが。
回を重ねるごとにただ可愛いだけの作品ではなくキャラの掘り下げや描写、演出がどれも丁寧に描かれることによって作品の深みがどんどん増していったなと。
この辺はさすが動画工房と言うべきか。キャラ作品を活かすノウハウに長けておる。
原作はこの後も別のゲームを作り出すらしいしちょっと成長した青葉の活躍も見たいので期待だけはしておこう。


それにしても本当に「ぞい」ほとんど言わなかったぞい。