相変わらず谷山紀章が際立って歌上手いなー。
闇の沢城みゆきを倒してめでたしめでたしな良い最終回であった…と言いたいところではあるのだが。
正直盛り上がりとしてはアイレーン戦の時のほうが話も作画も上だった気がしないでもない。最初と最後に出て来るだけだったし女王。
思い入れにしてもそうなんだけど倒し方も色々雑と言うか大雑把と言うか、よく言えば王道悪く言えばありきたりであまりくるものがなかったなーと。
社長の存在はユニークだったけどそのせいで全員曲がやや中途半端な存在になったのは否めないし。あと美味しいとこ取りのダル太夫とか。
その辺踏まえると前述通り大雑把な最終決戦だったなと思わなくもなし。お別れ展開自体も2度目となると慣れたものだし。
と言うか最後の眼鏡シアン演奏を全員で見るあの場面は一体…本来もうちょっと良い見せ方をするはずが作画力が力尽きてああなったのだろうか。
最終回なのにアップ多様だったし。
総括。
1期のときもそうだったけど中盤までは割と文句なしに面白いのに終盤になると色々雑になるのは本当にもったいないなと。
成金バンドやアイレーン組みたいに途中のストーリーを支えたユニットが終盤まったくのお役御免になってるしかと言って主人公のユニットが目立っていたのかと言うとそこまででもなく。
キャラが多い分仕方ないとこもあるんだろうけどやっぱり尺を考えると闇の女王展開はいらなかったように思える。
あとちょいちょい暴露されてた通り作画がヤバかったせいかケモモードが1期に比べて少なかったのもやや残念。そもそも作画の手間って人間モードとどっちが上なんだろう。
とまぁ全体的に惜しい部分はあるもののキャラの魅力はあるので続編があるならその辺しっかり対策して欲しいところではある。アニメ制作も色々カツカツで大変なんだろうけど。
