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昭和元禄落語心中−助六再び篇− 第03話

助六の娘の割に姉さんが面倒臭い女だということはよく分かった。
そこはみよ吉の血のなせる技か。


前回まではスランプと自分の落語が見えないプレッシャーで押しつぶされていた与太郎だったけど劇薬とも言える展開で一気に殻を破ってきた感。
前々から示唆されていた姉さんの子供を絡めて何かするかなとは思っていたけどまさかヤクザの親分に真正面から啖呵切るとは…。
スラスラ口から出た言葉こそまさに与太郎のしたい・やりたい落語であったと。口に出したらスッキリすると言うシンプルな答えも実にらしい言葉で。
と言うか特に確証もなく親分に喧嘩売ってたけど何となく種は別にあるんじゃないかと思わなくもない。例えば兄貴分とかも割と怪しいし。
まぁ実際そんなオチだったらどんだけ淫蕩なんだって話になるしそこは話の主題ではないだろうから恐らく明かされることはない…と思うけど。
しかしせっかく前半で与太郎がここまでの落語(と言う名のメンチ)を切ったのに最後の最後にまたしても石田彰が持っていったなー。
年寄りの演技をしつつさらに全盛期の助六の演技まで再現するとか石田彰の七色の声音ここにありか。芸達者にも程がある。
演じきった後死にそうなくらい消耗してたけど一応年代スキップしてもまだ自分の足で立つくらいは矍鑠としてるしまだ大丈夫かな。最終的に亡くなるまでの話なんだろうけど。