今日で今期分、明日は今年度分、そして31日に来年度分の感想を書く予定。
今期感想は最終回迎えたのだけにしようかなとも思ったが色々まだるっこしいんで放送中のも含めた感想をば。
まぁ2クール物の作品を1クール続けて見てれば大体評価や感想は変わらない…はず。
点数つけたりランク分けした方が分かりやすいかなとは思ったけど色々反感買いそうなので明確な順位はつけずに個別感想でお茶にごす。
以下あいうえお順。
・機動戦士ガンダム00
例年のガンダムよりは面白いと感じるがいかんせん地味というか心電図のような盛り上がり。
とりあえず全力でネタにはなってるので今のところは特に問題ないがこの作品の方向性がイマイチ掴めないなぁ。
どこへ突っ走っているのだろうか。
・キミキス pure rouge
原作との差異はもはや突っ込む事すら野暮。
なんだかんだでこちらもネタアニメになってるので見られるがあんまり真面目にやられると色々見てて痛々しかったかもしれない。
この状態でマオ姉ENDになったら尊敬するのだが。
・逆境無頼カイジ
既に濃い原作をさらに煮込んで圧縮させたような演出には脱帽。濃すぎて胸焼けしそうだが。
カイジの声優は色々言われてるけど十分似合うと思ってるので個人的には問題なし。このまま地下、パチンコ、麻雀とシリーズ化していけばいいのに。
・銀魂
今期というのもあれだが一応。
そろそろ本気でPTAに潰されるかもしれない神作品…というか神をも恐れぬ作品。
原作ネタも大体尽きてきた頃だと思うけどいつまで続いてくれるのだろう。特にシリアス話なんてあと1つ2つしか残ってないような。
・CLANNAD
さすがの京アニ、原作プレイヤーからすれば「本当に纏まるのだろうか」という事以外ほぼ心配する事なし。
Kanonの時と違って主人公があっちこっちふらふらしてる時も正ヒロインや他の面子が付いてくるのが一番の違いか。
原作からしてキャラ同士の絡みが割とある作品ではあったがアニメはそれ以上に出番多くてご満悦。
ただ未だに2クールなのか4クールなのかはたまた番外編有りなのか不明なので落とし所が読めない。
・げんしけん2
良い作品ではあったがいかんせんどうにも中途半端な着地点だったのは否めない。荻上関連の伏線ほとんどほったらかしてるからなぁ。
OVAや3期があると思ってるけど既に昔の作品になりつつあるしやってくれるかどうかが不安。
・灼眼のシャナII
1クールの話ほとんどいらなかったんじゃないのと思わないでもないこの作品。ほとんど遊ぶかラブコメするか回想するかのどっちかだったし。
無理に2クールやる必要はあったのだろうか。2期目なんだし今更キャラ立てる必要もなかったと思うのだが。
なんにせよ2クール目から本番らしいのでそちらに期待してはみる。
・スカイガールズ
こちらも1クールで十分だったんじゃないかと思わないでもなかったが、その分キャラの魅力をしっかり表現できたしこれが2期目ということもないので必要なものだったか。
設定的には結構重い世界のはずだがそれを感じさせなかったのはこの緩い雰囲気所以か。
終わってみればかなり好ましい作品ではあった。
・スケッチブック 〜full color’s〜
陸ARIAの異名を持つゆるゆる雰囲気作品。
原作の面影はほとんど残ってないのだがどちらかというと「よくあんな散発的な4コマを上手く纏めたな」という印象が強い。いやほんと。
とりあえずネコに全力を注いでいたなと言う事はよく分かった。
・デルトラクエスト
まだ最終回ではないが評価はほぼ覆らないと思われる。良いおっさんアニメであった。
あんまり話題にはならないけど話の方も王道と思わせて奇をてらってるしファンタジー的な戦闘があるかと思いきや基本は頭脳プレーや戦術的撤退で進むのが面白い。良いのかそれで。
2期目も決定しているらしいのでそちらにも期待しておく。
・電脳コイル
最初からじっくり伏線を張っただけあって話が進むにつれて世界観に引き込まれる良い作品であった。最終回近辺の盛り上がりはガチ。
世界観自体はあんまり説明されてないのにあの世界が妙にリアリティあると思ってしまうのは実に丁寧な作りのおかげか。
ただ世界観の奥深さに反して行動範囲があまりに狭く終わってしまったのは残念。メインで動くのが小学生だししょうがないと言えばしょうがないけど。
・ナイトウィザード The ANIMATION
良い90年代アニメであった。王道がここまで心地よく感じるのはキャラか話かTRPGという先入観か。
この作品の凄いとこは高水準を安定したままの作画にあると断言しても良いかもしれない。神作画という訳ではないがコロコロ絵柄が変わるよりはよほど安心して見ていられた。
他のシリーズも放送してもらいたいもんだが多分無理だろうしリプレイ本を読んで我慢するしかないか。
・バッカーノ！
これは良い時系列シャッフル。シャッフルというより2つの時間軸を色んなキャラ視点から交互にやってるだけではあるが。
なんと言っても電車という閉鎖空間での緊張感が素晴らしかった。世界観や設定の説明はギャング話に任せて盛り上がりの大半は電車話でやってくれた感があったなぁ。
原作は読もう読もうと思ってるんだが結構冊数があって躊躇中。
・ハヤテのごとく！
とりあえずアニメオリジナル話はいらないと言ってみる。オリジナルがダメなんじゃなくてダメな話がオリジナルに多いのが問題だ。
原作に比べてオタパロ系のネタが若干違う方向に向いてるのも微妙なところ。こういうのが良いんだろ的なしつこさを感じる。
どっちかというと執事通信でナギがさらっと言ったり元ネタのあるサブタイみたいなさらっと流す系のパロの方が好みではある。
・BAMBOO BLADE
今期期待してなかったけどまったくもって裏切られた作品No1。あんまり褒めるのも何だが面白いんだからしょうがない。
途中で低予算っぷりが発覚してしまった時は大丈夫かとも思ったがスタッフがそれに触発されたのかどうか、実に高水準な作画や演出を見せてくれてご満悦。
なんと言うかスタッフこの作品好きなんだろうなぁという丁寧さが見てとれるのが良い。仮にあるとしたらマテパのアニメもこのスタッフで是非。
・ひぐらしのなく頃に解
1期含めて4クール分、途中放送禁止の危機やら色々あったしはしょりっぷりが気にならないではなかったが良い終わり方であった…のだが3期って何だ。
1期と比べて2期目の作画レベルがえらい上がったなと思ったものの結局前半だけだったのは少し残念だったが、決定的な作画崩れもなかったので許容範囲内か。
しかし羽入のキャラソンは相変わらず酷…凄いな。あぅあぅはうぅはうぅあぅあぅぁぅうぁはうぁう。
・Myself;Yourself
ゲームの販促だったのにアニメの方が断然面白いと言われてしまっているこの作品。ゲーム感想見てると実際その通りっぽいから恐ろしい。
スクールデイズの後継に相応しい血と惨劇の匂いがする作品ではあったが最終回で尻すぼみになってしまったのが残念。あと1話あれば何とかなったろうに。
何にせよ良い金朋地獄であった。
・みなみけ
今期期待してなかったけどまったくもって裏切られた作品No2。製作会社的に。
もうキャベツとは言わせないというかアレが特別酷いんであって普段はもっとマトモなのに、1回のミスであそこまで弄られるのも可哀想というか何と言うか。
やもすれば意味が分からない原作のシュールネタを良い具合に調理してほのぼの路線に仕上げつつキャラの魅力を十分に演出しているのはお見事という他ない。
2期目からは製作会社が変わるのだが放送前の評価を見事覆したと言う点では賛美に値すると思う。2期目もこの会社でいいじゃんもう。
・もやしもん
良い菌アニメであった。
珍しい設定とそれをきちんと説明する内容のおかげで頭でっかちになりがちな作風を上手く噛み砕いていたのは見事だが短すぎるのが唯一の欠点。
キャラ紹介と1つ2つのちょっとしたエピソードだけで終わってしまうのは実に勿体無いが、2期はなさそうだし原作を読むしかないか。
・レンタルマギカ
時系列シャッフルする意味がまったく見えず、原作未読者的にえらい混乱させられてる気がする。
1クール終わった時点では圧倒的に日常＞シリアスパートであり、ついでに言うならアディリシア＞穂波なのは秘密。
2クール目からシリアス面でも盛り上がってくれると良いのだが。
